秋の風は 少しひんやり
9月になって 空気が毎日変わってきていると感じる。朝同じ時間に起きても 窓を開けた時の風の冷たさが違ってきている。気持ちのいいひんやりした秋の風、季節が進んでいる。季節だけではなく、あらゆることが変化の時を迎えていると感じる。いろんなスピーカーが 言っているように私も感じている。なにより、自分自身にいろいろなことが起きている。これは全体が変化しているのだから 全体そのものである私が変わるのは当たり前だ。丁度届いたメモリーオイルとともに 前にも増して生きやすくなっている。そしてとくに大きなことは 今まで自分の居場所がなかったことに気づいたことだ。じぶんのホームなんて 考えたこともなかった。毎日、目の前に現れることをただやり過ごしていた。大人になって 子育ても終わり 結婚生活も終わって 子供は巣立っていきすっかり一人になっても 何も変わらず目の前、つまり外側だけを見ていた。自分の中はどうなってるの とか 何をしたいのとかを考えたこともなく ただ周りの都合に合わせていただけだった。恐ろしいことに何の疑問も持たずに。なんかもやもやして そのときは誰かのせいにして落ち込んで 人のせいにするなんて悪いことだと思ってまた落ち込んで。でもまだ外に解決策を探していた。まさか自分の中で落ち着くホームがあればよかったなんて私にとってこんな祝福はない。後は 自分が楽に何も気にせず好きなようにしていられる場所をどうやって見つけたらいいんだろうと思い始めている。でも探すものなのかな、私が探すのではなくて外ばっかり見ているその私が居なくなればいいんじゃない?私はいつも外の情報を探しているから、新聞を朝いちで読むのをやめる、テレビも消す、朝の気持ちのいい時間を私自身のためだけに大切に使う。こんなことをまずやってみようかと思っているどうなるのか自分でもわからないけれど 怖さとワクワクが両方あるので いいかもしれない。今日はやっぱり 秋の少しだけひんやりし始めた空気に 感謝です。ありがとう