物が先か、心が先か。 | mayoの徒然日記

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はじめまして。
mayoです。

2012年9月7日に愛するパパが7年間の闘病の末に天国へ旅立ちました。
さとう式リンパケアに出会い、誰でも楽な身体を手に入れられることを1人でも多くの方にお届けしたいと思い日々精進してます^ - ^


今回の帰省のメインは
祖母の13回忌法要でした。

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こちらのお寺の和尚さんは
とても勉強熱心な方で、
いつもためになる説法をしてくださいます。


今回、心に残った話です。

「物が先か、心が先か。」

ある日のこと、
納骨堂に入って行く檀家さんが見えて
お参りを済ませたら本堂にも寄られるだろう
と思っていたのがなかなか出て来られない。

どうしたのかな、と思い納骨堂を覗くと
納骨堂の中の花瓶のお花の水をかえて、
腐った菊の茎を手折って
綺麗に洗って活け直しておられた。
しかも大した花の量を全部。
菊の花の茎はものすごく臭いんですよ。
手についたら、匂いが洗ってもなかなか落ちない。
それを、何のためらいもなくされてたんですね。

「申し訳ありません、
私共がする仕事を‥」
と申し上げましたら、

「いえいえ、花のことは
私の仕事ですから。」

とその方は仰いました。
たぶん、私が気づかなかったら
何も言わず帰られてたかもしれませんね。


物が先か、心が先か。
この例は、心が先、ということです。


最後に和尚さんは、
◯◯さんですけどね、と小さく呟きました(笑)。


この花の水を替えていらした方は、
私の叔父でした。
蘭の花のお仕事をしていて、
よく私の自宅に活けている花も
叔父の会社のものです[みんな:01]

お参りに行く度に、叔父は大量に
お寺にお花を寄付していますが、
花を差し上げる、物が先、ではなく、
影ではこんなこともしていたんだな~
と深く感銘を受けて聞いていました。

これは私の解釈ですが、

誰かにプレゼントを差し上げるにしても
「これは、高価な物だから
喜ばれるに違いない。」

と思って選ぶのではなく、

「誰誰さんは、△△がお好きだから、
それに役にたつものを差し上げよう。」

と考えて選ぶのが心が先。


心と物が一致した時が
お相手に喜ばれるプレゼントになるんだろうな。


そう思いました。


プレゼントだけではなく、
全ての事について、

「物が先か、心が先か。」


を忘れずにいたいものです。





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