パパが亡くなってから
一週間と二日経ちました。
パパの最期までの様子を綴っておきたいと思います。
9/3(月)のこと。
8/31(金)から福岡から来ていた両親が
帰福する日でした。
今回来てもらう前に
パパの容体があまりよくないから
いつ急変してもおかしくない。
会えるうちに会いに来てくださいね、
と義父にだけ伝えていました。
義母はパニックになりかねないので
内緒にしてもらっていました。
パパは痛がりながらも
笑いながら話したり
少しだけは食事を一緒にしたり
できたので、喜んでました。
むくんだ足を左右片方ずつ義父母に
マッサージしてもらい、
「ありがとう、だいぶ楽になったよ」
と言っていました。
バス停まで私が一緒に歩いて
見送る、と言うと
「俺が車で送るから。」
と言うので、三人で無理するな、
家で待ってなさいよ、と言っても
頑として聞かないので、
じゃあ、送ろうか、ということに。
リビングで、義父母にハグして
パパは言ってました。
「俺のここんとこ、ガンがあるとこは
今どんどんクリアになっていってるから
これから奇跡をみせるよ。」
義父母は泣いていました。
私は隣室で黙って聞いてました。
パパの気力はすごいな、
ほんとに奇跡はおきるかもしれない。
その時は私もそう願いました。
我が家から、空港行きのリムジンバスの
バス停までは車で五分くらいの距離ですが
ハンドルを回すのも辛そうで
首が思うように回らないため
この頃左手の安全確認は私がしてました。
そんなにまでして
車で両親を送りたい。
感謝の気持ちを伝えたかったのかな。
今となってはパパの本音を
聞くことはできませんが、
最後の精一杯の親孝行ができて
パパは、立派でした。
義父も、あの時、バス停まで
送ってもらっていてよかった。
と後日話してくれました。
パパ、本当に親孝行できたね。