【選択】【手放す】娘の表現に【手離れ=自立】を感じながら… | marual ≒ manual

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ライフオーガナイザー®・インテリアコーディネーター_八木真里子
自分の心地いい暮らし__思考や時間を俯瞰して、限られた空間の日々の生活を、豊かなものにする力添えをいたします

街では、厚手のコート、マフラーに、マスク姿の方が、足早に行き交いする光景、Christmasの装いが施されたウィンドウに、どことなく季節感がピタリと。寒さ、スケジュールの忙しさ、どちらも兼ねて足早になるのでしょうか

ライフオーガナイザー®︎、インテリアコーディネーターの八木真里子と申します。

【人生で初めて手放しました】
『何を手放した?』

『関心のあること総てを取り込んで頑張っていましたが、自分にとって何が必要かを考えて、誰もが辞めなくていいと言ってくれたけれど、自分のしたいこととは、少し方向性が違うとわかり、自分で選択して、はじめて大切にしてきた一つを手放しました』

娘のInstagramに、クリスマスツリー🎄の写真の下にある文章の下りです。

大学生なので、いくつもの団体に所属しているのですが、その中の一つ、華やかな団体を辞める
ということを決めたことが綴られていました。

娘とは、よく話しますから、言葉や所作がよく似てきます。忙しい時間に、このことも相談はされていましたが、心のうちはInstagramで客観的に読むことになり、

自分の道を常に選択しながら生きていく姿に、
親には、何が良いか迷った時に訊ねることはあります、私も訊きます、けれども、決定は本人。とても小さな頃から意志のある娘、

『楽しそうだけれど、どうかな?トライしてみる?』
幼い時には、関心事が広く、なんでも【YES】でチャレンジしていました。

今回の決定も、学園祭でその舞台を終えようと思っていたようで、
『観にきてね』
と言われ、2日間遠くから観ていましたが、愉しそうに、お友達の中で頑張る姿に辞めなくてもいいのではないかな、と思わされながらも

思う想いがある時
私が、辞めなくていいのではない?なんて言っても、意志を貫く娘を思い、1人クスッと心で思う気持ちがありました。数日後決めたことを貫き、次の活動に。行動力もとてもタフです。

私が
もう一つクスッとしたのは
【手放す】【自分で選択をする】
この表現で、辞めることを綴っていた娘の言葉です。

辞めるではないんだね…

【手放す】【選択する】
この表現は、ライフオーガナイザー®︎のお仕事の考え方で、日頃娘と話す中でも私が口にしていることが多いのかもしれませんが、
本人が、心を整え思考する段階で、この言葉がフィットしていたのであれば、

少しずつ、
人生を歩む道を自分で決めようとし始めた
親からは
【手離れ】
自立し始めているのかもしれない
そのような想いがしました

少しプライベートな綴りにはなります本日ですが

何かを取り込むより、手放すことは、選択する時に時間を要する時があります。
手から放すということは、
潔さ
感謝でありがとうという達成感
どちらのケースもありますが、一度手にしているもの、所属しているものを手放すことは、少なからず手放す理由が必要になることから、自分と向かい合って決める必要があるのだと思います。

写真の左は、色褪せているもので、言うまでもないのですが、私の幼少期のものです。
このお洋服を、母が、長年手入れをしながらクローゼットの片隅に取り置いてくれていたようで

私が袖を通した歳と同じ歳を迎えた娘に、届け

『ママが着たお洋服を着てみる?』と。

この時も、本人に選択をさせていました
喜んで着るといい、髪の毛も当時の私と同じように結い上げた母。母の丁寧な衣類の扱いから、デザインこそ昭和ですが、新品さながらでした。


お正月に支度されたお洋服だったかと思うのですが、昭和の香りのベルベット

取り置いていたのね、と母と笑いましたが、
母に、想いがあってこのお洋服を手放せなかったのだと思います。

私の記憶にもあるお洋服ではありましたが、私は母が手放していたとしても、残念に感じるものではなかったように思います。

モノもコトも【手放す】決断をするのは、誰が大切に思っているモノ、コトなのか、そこからがスタートになりますし、決断は、大切に思っている本人がすることですね。

大掃除では、思い出などの品に目を向けて、決断する時期ではないものです。目にしてしまって決断に時間がかかるものは、一時保管で、後日見直しながら、手を進めることが、この時期は、良いかなと思います。

会話の時間を持つことは、互いが、言葉から発想や考え方を影響し合うことも、娘を通して教えられた気もします。

手放すことを、選択しながら、誰(何)かから
手離れて自分の道を拓いていくこと

これは、表現より実践の方が大変ですが、一つずつ実践していけたら、心地よい生き方、暮らし方が訪れるのだろうと感じます

このドレスは、母の気持ちが整えられ
この写真で、ありがとうの感謝の気持ちで手放しています。私の娘にとっては、きっと、私以上にこのお洋服、いつ着たのかな?と、後から見てもわからないかもしれませんよね

娘の言葉と、私のライフオーガナイザー®︎としての思いが重なり、このような綴りの本日になりました

お読みくださり、心より感謝いたしております
ありがとうございますクリスマスツリー
寒くなりますが、素敵な週末をお過ごし下さい