そのようなことを思いながら、
インフルエンザが、すでに流行っているというニュースを目に、毎年12月1日、娘と予防接種に行っていた日を変更しようと、相談しているところです。
主人の考えで、一つを3人でシェアする、と帰宅時に間に合った誰かが一つ買ってくることが多いのですが

一つを3人で、ジェンガのように、崩さないよう三方向から食べるのが、平時の我が家ルール
物足りない日もありますが笑笑、主人の考え方
【同じ釜の飯】的で、家族の仲を穏やかに保つことに悪くもない気がします
ライフオーガナイザー®︎、インテリアコーディネーターの八木真里子と申します。
昨秋は、この時期、我が家の主役は、受験を控えた娘。彼女の大きな模擬テスト2つ、同じ大学の模試にも関わらず、先に出た判定がD、その後の判定B。点数に向かっている学生に
『机のお勉強より大切なことがある』
という言葉も、期間限定、心して口にはしないように、という時期のようにも思います。
成績の数字だけにこだわり、日頃の学びを肯定するような思いになる時期の学生、
娘も、大泣きした後に、ホッとした顔を見せたこと、鮮明に思い起こされます。
【本気】
そのような姿を目の当たりするのは、親であっても、このような時期には、改めて子供の真剣さが心に響いてくる時です。
夢に向かった子供達の孤独な闘いに、親ができることはなんでしょう。
私も、直接的に何かをすることはなかった時期、
住まいの環境を整える、健康管理を見守る
この二つくらいは意識をもってしたかな、と思います。
親が見守る目だけあれば、自分で頑張ったのだという自負と、親にも何かわからないけれど自分に力添えしてもらったことがある、
そんな感覚で、大人にもなっていく気がします
パソコンで合否が分かる時代
今年の3月10日、自宅で受験番号が並んだパソコンに、緊張しながら、本人に探してもらう1分に満たない時間、長く感じました

『番号があった
』

と、大泣きした娘に、主人も泣いてしまい
子供の受験は、近くで指導にあたられる方、私達のように本人を遠くから眺める方
どなたも根幹は同じなのではないかと思います。
家族で一つのことに向かった時間は、大切な時間ですね。
まさに今その時期を頑張っていらっしゃるご家庭の皆様のお気持ち
私なりに共有でき、
家族皆様が健康でいられ、お住まいの環境を整えながら、併走してさしあげてください
そんな気持ちでおります。
ニトリさんで、貼って剥がせる壁紙シールに世界地図があったので、なんとなく、世界を周りたい夢を抱いていたことから、留守の時間に貼ってみましたが、きっとみている暇はなかったかな、親の単なる満足でした
今は、入試を終え大学生のお部屋は、模様替えをしています

住まいの環境を整えることに触れましたのは
リラックスできる環境=お住まいの空間
(特にこの時期受験生さんは在宅時間も長いですよね)
人は、容易に変われませんし、ましてや目的に向かっている人は、変わりたいとも思っていないと思うのですが
環境によって、人は心にに影響することを受け
無意識かもしれませんが、変化できると感じています。
焦っている様子、物が探しきれない様子に、
そっと、整えたり、
みんなで寛ぐ空間環境をゆったりとさせるだけで
その環境が、人の心を自然に変えることができたりすることがあります。
本人に、努力を強いて変えるのではなくて、
取り巻くお部屋の環境を整えると
なにかをしやすい部屋
調べ物がしやすい(スッキリしたテーブル)
心地よく眠りやすい(洗い立てのシーツ)
一つのことを片付けやすい
支度がしやすい
この私の考えは
理想論を伝え、動かそうとする難しさより
何かをしやすい環境を整えることで
空間に、心地の良い流れができ、感じてもらえ
ご家族皆様が穏やかな気持ちで過ごせることに繋がりやすい、
という考えを持ってのことです。
整っていない空間では、整えるための努力、労力が常に伴います。
整った空間では、整えるまでに、まず
どんなスタイルを目指すか、要不要は何か、どこに置くと滞らないで行動できるか、物量に対して収納はどこを使おうか、など先に考え
そして
物を動かし、そのモノの場所を決め
出しては戻す習慣にする
プロセスはあり、ここを一手間イコール面倒くさいと、感じられるかもすくなくません
確かに、始めるとそれなりのモノがあることに、前向きにはじめたはずが、即時気分が重くなる
そのお気持ちも、通過点としてよくわかります
そこは、その後を考え、片目を瞑って、乗り越えてしまいましょう。
一度整えば、そののちに、大きな努力労力は、あまり必要としなくてすみます。使いにくさを少し改善する工夫程度で、散らかるまでに至ることは少ないはずです
主役になっている家族の一人が、
気を晴れやかに、ラクに住まいの空間で過ごせる環境は、きっと、あれもこれも考えていた頭にあったことも、スッキリ削げて
本当に考えたいことに心を向けられるのだと思います。
環境作りは、家族ですることが望ましいですが
時として
家族の誰かが、なんらかの事情で、環境作りに参加できる状況にない時には、周りが創られることをする
主役の本人に、したいことを聞いて、
家族の誰か力添えできる人が、
できる時に尽くす
それをお互いに、常に役割を変えながら
次の主役になった家族に同じことをしていく
そのような時間を紡げることが
家族の時間としても、物のお片付けのプロセスとしても、とても良いことではないかと思います。
お片づけでは
お洗濯、お掃除、そしてお食事の支度からお片づけ、毎日のルーティンにはなりますが、
このことが
何かモノをどかしてしかできないような環境ではなく、スッキリ、そのことに集中できる
空間を設ける
モノを収めることは、空間を増やす
増やされた空間は
きっと心地よいはず
ということにもなるので、
一箇所ずつ、小さなところからで構わないと思います。はじめてみてくださいね。
お読みくださり心より感謝いたしております。
ありがとうござい
