我が家は、二階への階段には、
窓が何もないことから、
■クールな光
■あたたかみのある灯り
をつけ
その時の気分、ニーズで使い分けをしたりしています。
ライフオーガナイザー®︎、インテリアコーディネーターの八木真里子と申します。
同じ、階段の空間なのですが、灯りのつけ方を四通り愉しめるよう
スイッチも
階段の上下に取り付けてあります。
これも、どこでつけてどこで消すか、
お家を一からつくるとき、どれも当たり前ではなく、自分の住まい方からの選択になってまいります。
光の効果については
左は、エントランスの灯りの反映のみ
左から2番目は、途中にある、シャープな光のアッパーライトで、真上に位置する開口できる障子を照らし、下から見ると、灯りというより、
フォーカルポイントの役割
オブジェのように、視線をそこだけに集中させるような演出になっています
右から2番目のものは、階段の段から13㎝くらいのところに、フットライトを
あたたかみある灯りで取り付け
足元だけを照らす
商業施設のような演出を参考に、自宅であればどのようなことができるかを、当時設計してくださった先生達と話し合って決めたアレンジです。
1番右は、全てのライトをつけた時ですが、
明るくはなりますが、それぞれのライトの持ち味を堪能するというより、
全体が明るくなることで、それぞれのライトが持つ特有の良さをそれほど意識できないような一面が印象に残ります
その時々で使い分けていますので、
どちらが良い
ということではないのです。
下から見た時の印象、上から降りてくる時に見る光の印象も、全く違い
その趣の違いは、とても面白さがあります。
遊び心で使い分けている、という感じです。
このようなライトの使い方は、
リフォームや新築の時
ある程度、
配電や、
スイッチとの関係を考慮
使い方から選択して創られる演出ではあるのですが
階段が絨毯であり
そこに、
低い位置である
フットライトの温か味ある光が照らし出す雰囲気どことなく落ち着きがあるかな、と感じられるところはございませんか?
自宅は、階段の幅も、段数も限られています
フットライトの数も、再三にわたり考えましたが、三箇所あれば十分な光の拡散があることと予測して
(こればかりは、実験ができず、また、理屈だけで説明できない雰囲気があることから、
ある程度予測して、えいっ
と

決めて、結果を愉しむこと
ということが、正直なところなのです)
設計図に入れていく作業になりました。
使ってみて、これ以上の数もこれ以下もなかったかな、という気がいたします。
階段に、絵を飾ったり、
観葉植物を飾ったり、
素敵な演出は、想う想いの数だけ、
個性豊かに
数多可能性は、広がるものだと思います。
階段は
次の空間に向かう前奏曲のような
などというと
少し格好良く聞こえますが、
一段、また一段と、上に向かう時、
次の目的に向かって歩く通り路だけではなく
次のフロアーに広がる空間を心待ちに上がれるような気分を高揚させる効果
そんな演出も楽しくできたりするかな、という想いです。
光の演出は、特段特別なことではないものの、
効果的な1つかと思います。
時に、アウトドアなどで使うランタンなどを置いてみることも面白いように思います。
ソケットも不要なランタン
お客様がいらっしゃる時など、さりげない
演出に早変わりです。
フットライトの効果、十分演出できるかな、と思います。
我が家は、キャンプは、それほどしないのですが、
とあるレストランで、夜、外のテーブルでゆっくりしていた時
素敵なランタンをテーブルに置いていただいたことがあり
夜の大人の空間が、その光だけで楽しめたものですから、お品を教えていただいて、購入までしてしまったランタンがあります。
amazonで購入できるとわかり、
我が家も、1つ購入できました。
アウトリビングの空間で、これからの時期は、大活躍になりそうですが
こちらは、また改めて綴りたいと思っております。
インテリアコーディネーターの視点からの綴りになりましたが、
ご自宅を設計されている方や、リフォムを考えられていらっしゃる方、また、今のご自宅で、新鮮な演出をお考えでいらしたり、そのような時の
ご参考になれば、嬉しく思います。
階段を絨毯にしたことも、また、改めて綴らせていただきます。
今週は暑さ厳しくなりそうです。
体調に無理のない毎日をお過ごしください。
収納から少し離れたことを綴りましたのに
お読みくださり、心よりありがとうございます。