本日は、収納にも関わりますが、インテリアコーディネートを考える時に、ご参考になれば幸せと思いながら綴らせていただきます。
ライフオーガナイザー®︎、インテリアコーディネーターの八木真里子と申します。
我が家には、何畳と明確に言えないスペースですが、小さなお客様用の 「和室」が一つ、
こちら、行き止まりにすると
使わなくなりますので、毎日必ず通過する空間になる設計で回遊の一部になっています。
お客様のためでもあり、娘がここで成人式の着付けができたら、という先々、
当時
設計士さん達、ニタニタっと笑いながら
着付け室

などという、スイッチの名目にしてしまいました。
楽しいスタッフの方と、長きに渡って話し合いながら、全体的に、徹底的に遊んだ空間にしたように思います。
私自身お着物を着ることはなく、保管しているだけ、娘も、きっとこちらで着付けることはないのですが、
気持ちと、お部屋のサイズ感から 遊び心 です。
近年、昔の畳の大きさに従わず
お部屋の大きさに合わせ、 畳を何枚敷こうか、畳のヘリも多彩な色から選べる
そのわつなことは、
神聖な畳の空間を
洋室のアイデアさながらに、作ることとなんら変わりがありません。
といえ、畳、お値段に幅があり、使う頻度を考え、力を入れなかったことから、昔からの畳の香りこそすれ、座り心地ちがよい、とは言い難くなった、我が家の選択です。
いずれの日にか、畳替えの折、質の変化は、課題です。
ただ、このお部屋の天袋は、
思い切った朱色にしてみよう
限られた空間だからできる
大胆なカラー を落とし込みました。
サンプルパーツでは、心配するほどの色でしたが、潔く作り終えたら、派手とは言うほどにない空間、
しっくりきました。
遠慮し、カラーを無難にすると、
晴れやかさもないですが、壁との差もなくなり面白みは計算以上に削がれてしまうこともあります。
下の空間はモノクロ出もありますが、
御影石の冷たさが、床暖房で苦しいらしい、我が息子チワワの避難場所で
分かりにくいかもしれませんが、お内裏様とお雛様と違和感なく天袋の下に並んでいるひな祭りまでの期間です。
ローコストで叶う多くがある
それは、壁紙の質も上がり、
様々なテイストが手作業かのような仕上がりがかなっていることに起因します。
ビニルクロスで貼ってそれらしく整ってしまうことに驚かされる年々です。
先ほどの和室の入り口を閉め、天井付近を写したものですが

残念ながらビニルクロスです。そして、左官屋さんの腕にかかる塗り方も、本来の持ち味にかなう日は訪れませんが、似たものがクロスにあります。
和室だから、これ
でなくては、ということはなくなり、この工程で作られた壁なから、その専門の方に起こし願い作り込んでいただくことも、コスト的なことや、その方の価値観にもなりますが、かなり少なくなりつあります。

つまり、
自分で、価格や価値観の軸を持てば、
理想の家を作り上げることも可能になってきました。
ただ小さなノートのイラストとは違うので、
決断力に背中を押してくださる方が、必要になることは従来から変わらないように思います。
答えは自分の中にあります。
その答えが見つからない時に、見つけやすい相談相手が、ライフオーガナイザー®︎、インテリアコーディネーターの存在です。
自宅は、決してお安いお買い物ではございません。妥協せず、自分の夢をカタチにできるよう、
情報豊かな仕事をしているプロと歩み、
先入観も消しながら、楽しく作っていける時間も
豊かさと、その後の愛着に転換していくように思います。
部分的写眞で分かりにくいですが
いかようにも遊んで作られる楽しみが、建物を作る時にはあって良いこと、
これは普通…こうだよね、
その 普通 は、ありません
ご自身の好き
を詰め込んだ空間づくりができますように。

後から気づくことがあっても間に合います。
いつも、何が自分の理想だったかなぁ、
そこに気づいていてくだされば、それは叶うことです。
お家を作られる方、マンションのレイアウトを考えていらっしゃる、リフォームに試行錯誤されている方
いずれも大きな投資です、迷ったらご相談くださいませ。
お読みくださり、ありがとうございます。