子供部屋が、物を置く場所と化していたお嬢様お二人のお部屋を以前掲載してから、しばらくが経ちました。(お写真の掲載は、許可を得ております)
友人のお子様の相談を受け、お子様の様子を伺い、懸念事項があり、奈都子先生にご相談、ライフオーガナイザー®︎の立場で、何をすべきか選択する必要を感じました。
まず、お片づけの前に、
上のお嬢様に、お母様のお人柄の素晴らしさ、そのお母様と日々過ごせることの幸せを伝えるお手紙を書きました。そこから入ることが、お嬢様のこれからに大切と感じたのでした。
続いて、お部屋を整えると、お部屋でいろいろなことができる楽しさとともに、
お片づけは、楽しく感じても、1日で行う時間を決め、その時間になったら、続きは次の日に回すこと
出来るだけ、1日の作業は、時間内でできる範囲を考えてみよう
お片付け方は、一箇所全て出した場合の4つのカテゴリー分類の事例を挙げ、次に、細やかな持ち物を、8つくらい、二段階で分類できる事例を加えました
捨てにくいものは、決断せず、保留ビニールに、一度入れてしまおう。
そのような手順を、イラストと文章、
直筆で書きましたので
正式なお仕事と言い難い力添えとなりましたが
いつからしてほしいとも、期限も決めずに、お子様に読める内容で書くことに留めました。
お母様である、私の友人は、
私の送ったものを渡し、動き出す日をひたすら待ったようです。
先日、
お嬢様自ら、昨年末より、お片づけを始め、楽しくなったのか、毎日少しずつ片付けているのよ、と報告してくれました。
彼女からは、世辞ですが
お片づけのことを、ありのまま相談できる相手がいてくれることは、心強く嬉しい
そして、娘が自分で動いたことは、頂いた娘宛のお手紙が心に響いたのだと思う、本当に嬉しい
本当に、ありがとう😊
そう、何度も伝えてくれました。
世辞と承知しても、嬉しいお言葉でした。
青が好きなお嬢様に、お片づけを終えられたら、ウィンドウトリートメントの工夫をしてみたらどうかな、と
縮尺は、正確に書いた側面図の一枚に私が着彩、そして、本人も、着彩して遊べるよう複写を添えました。
イメージしたものを視覚化することで、目標が定まってくるのでは、いう実験でもありました。
私は、心の部分を解決する専門家ではないので、
女の子の母の立場の域で声かけをすることと、
ライフオーガナイザー®︎の手順を、より簡単にお子様にできるように伝える
という心がけだけをしてみたところです。
お嬢様は、心に抱えた悩み事があったようでした。お片づけと合わせて、すこしずつお母様にお話しし始めたようです。
叱られるから片付ける、のではなく
片付けることが、楽しく、心や頭の中に整理もついてくることに気づく
目に変化を確認できる達成感
お嬢様には、お片づけを通じて心も開放的になられたように思います。
お母様が、叱らず待ったことが、
何よりお子様の成長を促したのだと思います。
見た目が美しいのでなく、自分で今思うスタイルを作れたことの嬉しさ、そして、片付けようとしている行為を、
お母様から、褒め、認めてもらえている
お子様には、褒められる毎日が、目標以上に目的達成で、幸せなのかもしれません。
そして、私の考えにはなりますが、お母様の役割は、お子様の前向きな動きを見逃さない、言葉で具体的に褒めてあげることが、お子様の、何に対しての門戸も拓いてあげる大きな支えになっていくのではないかなと、思ったりしています。
お片づけが解決策の総てではありませんが、お嬢様の心とお部屋の様子に共通することがあることを、大人も感じながら、闇雲に叱るのではなくて、
何か片付かない原因を、お部屋から見出してあげられたら、お子様の心を軽くしてあげられることもあるのではないかと感じてもいます。
お片づけの大切さ、方法を伝える
お子様には、
総て手伝うのでなく、自主性を育む力の後ろ盾になる役割も、ライフオーガナイザー®︎のお仕事として担っているように感じます。それは、総てお片付けさせてもらうことより、むしろ難しいようにも思います。
お子様一人一人で、好きな形も、心に抱えたことも異なるので、そこを親御様以外のプロも見極めらるよう、
よく訊く、よく看る、
お子様からも信頼されるには、理解して認めてあげることがスタート。
まず、心を開いてもらえるように
すべきことに必死に向かうだけでなく
しなくて良いこともあることにも、俯瞰して気づけるような
ライフオーガナイザー®︎、
そうなれるよう、丁寧にお仕事をしていけたらと、感じさせられました✨
子供の潜在能力は素晴らしいな😊