『急なバトンタッチ』(昭和57年7月)
1.功名心に駆られ、“見せる人生”“見てくれ”の人生で
動く活動は本物ではない
2.後を継いだ途端に変革の第一歩を踏み出すのは、決定的
にまずい手
3.経営方針ならびに人事に関しては従来の路線をそのまま
継承することを宣言して、人心の安定を図ること
(2年間は変革を考えない)
4.先代から子飼いの、忠誠心の高い幹部社員を失うようでは
問題である
※通常のバトンタッチはこれでいいのだが、逆に変革ができない
から代替わりして、変革を促すケースも増えてきているのも
事実である。今、わが社には、何が必要なのかをじっくりと
考える必要がある。