『ご馳走は少人数で食べろ』 (昭和60年11月)
人は少なく 仕事はよけいに 給料は高く
が事業経営の鉄則なのである
一人当たりの年間税込み純利益が100万円に達するまでは
お互いに人の採用は見合そうではないかと
いうことになる
一人当たりという考え方に立ってはじめて
仕事の厳しさが生まれてくる
人は何人でももらえる
金はお望みしだいというのでは
質の向上
生産性向上はありえない
ぎりぎりに追い詰められて枠の中で
はじめてアイデアが生まれてくるのであり
やる気の人間とスクラップ人材との選別も可能である
能力主義・成果主義の徹底化だ
※日本の企業も円高やオイルショックなどを乗り越えて
くる時に技術の革新があり、生産性の向上があった。
人間も極限の中で、生産性の向上が生まれる。そういう
意味では、最近は残業削減の中で、時間の極限が
生まれない中、どうやって極限を生み出すかも工夫が
必要になってきている。