『従業員規模別の課題』 (昭和38年10月)
段階的発展
必ず踊り場をつくる
50人になってぶつかる経営能力の壁
生産、販売、経理
この3つがバランスしていかねばならない
1番弱いところで企業は破綻する
100人規模になった時の壁
労働問題
①従業員の声を聞かない
②従業員を使用人としてみくびる人権蹂躙的な考え
賃金水準を考慮しない
規模が100人を超えると
マネジメントが必要になってくる
マネジメントの機能でいえば
開発、生産、販売、財務、人事の
五角形がバランスよく成長していくことが大事である
200人以上
ワンマン経営から組織の経営へ
トップは一番後ろに座って従業員の背中をみて
弱い所を支えるというやり方に変わる
皆に意見を求め
そして自分が決める
これが現代経営である
※この規模に応じてとういうのが難しい。どうしても
周囲の環境を意識してしまうからである。商品の生産や
販売に気をとられ、内部環境は後回しになる。これが
結局、企業変化を遅らせ、業績を悪化を生む原因と
なる。企業の倒産は、外部環境ではなく、内部崩壊から
始まるのである。