『事業経営はソロバンと人間関係につきる』 (昭和58年7月)
ソロバンとは会社の現状を
正しくつかむことだ
月次決算は締め切って
5日以内に出す
そして現状を目標
ライバル
過去と比べてみて
どこがおかしいか異常値を発見する
危険値かどうかを見抜く
そのためには
経営の定石をマスターする
もう一つは人間関係能力を
増すことである
経営とは
トップの考えていることを
働く人の協力を得て
達成することである
働く人を迷わしめてはいけない
生産と分配の目標をはっきりと
示すことだ
※なのに、数字の理解が浅い経営者・経営幹部が
多い。特に、2代目・3代目は「皮膚感覚」が研ぎ澄まされて
おらず、経験もないため、数字をしっかりと理解できるように
なっていないと、経営判断を誤る。人間関係の作り方も
まだまだ努力が必要な経営者が多い。片思い関係は
会社にとっても不幸である。