『卵を一つのカゴに入れておくな』 (リスク分散の原則) (昭和57年12月)
“卵を一つのカゴに入れておくな”という昔からの原則は
まさかの時代には
一段と重要な経営原則であろう
得意先が1社に集中し
不渡りを喰らって倒産するケースも少なくない
リスクは分散しておけば
傷は少なくてすむものだ
1社取引は
15%以内
15%ルールを守れ
※中小企業は創業・成長の過程からこれができていない
場合が多い。しかし、これが会社危機の大きな要因となっている。
震災や円高があって、元請企業が規模を縮小する、海外へ移転
するとなると、それに対応できない中小企業は一気に取引を
減少させることになる。その割合が30%を超えているだけで
大きな危機を迎えることなる。「できない」といってしまっては
そのリスクを放置することになる。どうしたらできるかを考える
べきである。