「品質、コストの競争に勝ち残る」 (昭和54年10月)
品質管理、原価管理は
労務管理、環境管理、設備管理、作業管理、工程管理の上に構築される
働く人に物心両面の刺激を与え
品質を尊重し
コストに関心を持つ風土づくりが決め手であり
十人一色になるための標準化の徹底が肝心
目に付く表示、グラフ、写真を活用し
執拗にくりかえし
標準を守り抜くよう訓練する
乱雑な職場から高品質
低コストの製品は生まれない
働く人の心をベースに設備のイノベーション
素材のイノベーション
工程のイノベーションの断行が品質、コストの
競争に勝ち残る基盤を創り上げる
※製造業の基本だが、この基本ができていない。「作業場は汚くて
当たり前」という考えが多い。「きれいにならない」と思っている。目指す
のは新品ではない。整っている状態のことである。作業のし易い状況の
ことである。