「現品主義と商品開発会議」 (昭和61年12月)
社員の開発への意識を高めていくためには
どんどん商品開発会議といったものを
設けていくのがよい
ただ
この場合留意すべきことは
現品主義で行なうということだ
※開発型企業を自認している中小企業であっても、その社風が
社員末端まで浸透していることは少ない。むしろ、強烈な個性を
放つ経営者のみであることが多い。当然、開発会議など実施
されない。しかし、これでは、せっかくの技術力も世代交代した
途端に生かされなくなってしまう。開発こそ、ひとりのカリスマに
依存するのではなく、組織経営で行なっていくべきである。