漫画やラーメンは、今や日本を表す代表的な
大衆文化と言っていいと思います。
しかし最初からそうだった訳ではないが、先
人たちが人生を賭けて「最高のモノ」を求め
た結果、今や誰もが知る日常的な文化にまで
昇華したのです。
クイズもまた同じです。
今でこそ「東大王」や「Qさま」など、TVコ
ンテンツとして見ない日はないほどのクイズ
番組。
今ではクイズ作家なる職業も生み出している
「産業」でもあるのです。
その契機となったのが「アメリカ横断ウルト
ラクイズ」です。
まさしくこのイベントに人生を賭けた若者た
ちが数多くいました。
現在では視聴者参加型のクイズ番組はほとん
ど存在せず、回答者は芸能人に限定されてい
ますが、当時は素人つまり一般人が参加して
いたのです。
それでも視聴者を惹きつけた企画力と演出力
には目を見張るものがありますが、何より参
加者の熱気が凄いのです。
「神回」と語り継がれている1989年「第13
回アメリカ横断ウルトラクイズ」で繰り広げ
られるドラマを中心に、まだ単なる娯楽でし
かなかったクイズに「人生を賭けた」若者た
ちの青春を追う眩しいばかりの人フィクショ
ンです。
クリックお願いします。