・「史上最大の木曜日」戸部田誠 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

漫画やラーメンは、今や日本を表す代表的な

大衆文化と言っていいと思います。

 

しかし最初からそうだった訳ではないが、先

人たちが人生を賭けて「最高のモノ」を求め

た結果、今や誰もが知る日常的な文化にまで

昇華したのです。

 

クイズもまた同じです。

 

今でこそ「東大王」や「Qさま」など、TVコ

ンテンツとして見ない日はないほどのクイズ

番組。

 

今ではクイズ作家なる職業も生み出している

「産業」でもあるのです。

 

その契機となったのが「アメリカ横断ウルト

ラクイズ」です。

 

まさしくこのイベントに人生を賭けた若者た

ちが数多くいました。

 

現在では視聴者参加型のクイズ番組はほとん

ど存在せず、回答者は芸能人に限定されてい

ますが、当時は素人つまり一般人が参加して

いたのです。

 

それでも視聴者を惹きつけた企画力と演出力

には目を見張るものがありますが、何より参

加者の熱気が凄いのです。

 

「神回」と語り継がれている1989年「第13

回アメリカ横断ウルトラクイズ」で繰り広げ

られるドラマを中心に、まだ単なる娯楽でし

かなかったクイズに「人生を賭けた」若者た

ちの青春を追う眩しいばかりの人フィクショ

ンです。

 

 

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