言わずと知れた手塚治虫氏の名作漫画「ブラック
ジャック」です。
実は週刊誌連載時と単行本掲載では、かなり構成
やコマ割りが異なっていて、マニアの間では話題
になっていたそうです。
特にペン入れ段階、つまり下書き的な状態のコピ
ーがマニアに出回ったり、セリフの書き換えなど
は常にマニア心をくすぐっていたとか。
それらを一冊にまとめたのが本書です。
なるほど、修正前と後を比較してみるとよくわか
ります。変更によって作品が格段によくなってい
るのです。
まさに手塚氏は総合監修者としても比類なき存在
であったことが分かる一冊です。
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