学生に対して行った「考える力」を養うための
講義を書籍化したものです。
その講義内容とは、ディベートつまり主張が相
反する対話を繰り広げることにより、最適解を
導き出す手法を学ぶことです。
日本人はディベートを苦手とすると言われてい
ますが、それは相手の意見を否定することは、
相手の人格も否定するととらえてしまい、感情
的になってしまうからです。
ここでは自分の考えとは切り離して、ルール上
の賛成者と反対者に回って議論を重ねていく、
つまりロールプレイと理解することです。
それぞれの立場で反証や論証を行うことにより、
高次な結論に辿り着く。それを一人の頭の中で
も行うことができます。
そうすると決断的思考が培われていくと著者は
主張します。
まさに生きるための武器となる一冊です。
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