確かに紅茶を知ることは教養の一つかもしれない
です。そう思わせる一冊です。
紅茶の歴史は正確にはそれほど昔ではなく、ヨー
ロッパでも、わずか400年前です。
それ以前は「茶」の歴史であり、5000年にも及
びます。
その「茶」が中国からどのように世界に広がって
ヨーロッパで、特にイギリスで紅茶として国民に
愛されたのか。
それは世界史の勉強で学んだ出来事と非常に密接
な関係にあります。
そして日本の茶道と同様に、イギリスでもアフタ
ヌーンティーなどで知られるように紅茶を飲む際
には「所作」があるといいます。
まさしく教養です。
世界にはお茶をその国で表す言葉は「C」で始ま
るのと「T」で始まる違いがあります。その理由
もこの本には記されています。
「教養マニア」必読の一冊。
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