・「此の世の果ての殺人」荒木あかね 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

令和4年度の江戸川乱歩賞受賞作品です。

 

隕石の衝突により2ヶ月後には人類滅亡が

確実視されている地球でのお話です。

 

SF小説ではありがちなのでしょうか。しか

し、この週末舞台は本筋とはあまり関係な

いといいますか、一つの舞台設定でしかな

く、ミステリー小説としてのお話は王道的

に進んでいきます。

 

ほとんどの人が逃げたり、絶望感から自殺

してしまった世において発生した連続殺人

事件の犯人は誰なのか。

 

ちょっとネタバレになりますが、最後は消

去法で「犯人はこいつしかないだろ」とな

りますが、その後も読み応えがある、不思

議な読後感を与えてくれる一冊です。

 

 

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