令和4年度の江戸川乱歩賞受賞作品です。
隕石の衝突により2ヶ月後には人類滅亡が
確実視されている地球でのお話です。
SF小説ではありがちなのでしょうか。しか
し、この週末舞台は本筋とはあまり関係な
いといいますか、一つの舞台設定でしかな
く、ミステリー小説としてのお話は王道的
に進んでいきます。
ほとんどの人が逃げたり、絶望感から自殺
してしまった世において発生した連続殺人
事件の犯人は誰なのか。
ちょっとネタバレになりますが、最後は消
去法で「犯人はこいつしかないだろ」とな
りますが、その後も読み応えがある、不思
議な読後感を与えてくれる一冊です。
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