雑誌「旅と鉄道」などで紀行文を掲載している
芦原氏の、すでに廃止、廃線となった列車や、
路線の搭乗紀行作品集です。
ピーク時には全長4000キロあった北海道の鉄道
は、令和3年には半分近い2400キロ程度しか残
っていないです。
しかもそれらの大半も維持できないと、JR北海
道は表明しています。
著者は北海道の鉄道は「国鉄」に戻してでも保
護するべきと主張します。
確かに失われてしまえば元に戻らないでしょう。
「風景と対話できる移動手段」であるのが鉄道
旅の魅力であると著者の主張には共感できます。
観光立国を目指すのであれば尚更です。
日本の行く末を考えるには最適の一冊です。
クリックお願いします。