・「浅草はなぜ日本一の繁華街なのか」住吉史彦 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

老舗のすき焼きや「ちんや」の6代目当主でも

ある著者が、同じく江戸時代から続く老舗店舗

の主人に浅草の魅力を聞く対談本です。

 

江戸時代の後期、天保12年(1841年)には、

浅草には米蔵で財を成した豪商が集まりました。

(米蔵が由来の蔵前駅も近いですからね)

 

そこへいわゆる吉原、さらに江戸市中にあった

歌舞伎の座が全て集められ、一大娯楽地へと

変貌を遂げました。

 

しかしその後遊郭の廃止や歌舞伎座の移転、

さらに関東大震災と東京大空襲で、2回も焼け

野原となりました。

 

それでもそこに生き抜く人々は、浅草の復活を

目指して頑張り続け、今日の賑わいを取り戻した

のでした。

 

しかしまだまだ浅草の住人たちは現状に満足し

ていません。過去を知ることにより、浅草の今

と未来を知ることができる一冊です。

 

 

 

クリックお願いします。


本・書籍ランキング