・「テレビが伝えない憲法の話」木村草太 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

題名から判断してしまうと、何か陰謀論的なトンデモ本のような

印象を感じてしまいますが、全然違います。

 

テレビでは伝えきれないのです。

「改憲論」などは割とニュースになりますが、時間はわずかであるし

関心もそれほど高いとは言えないです。

 

そうなるとテレビでは必然的に扱いが少なくなります。

それではいけません。

「憲法とは、こういうものだよ」と教えてくれる本です。

 

その第一印象は「憲法ってとても良くできてる法律なんだな」戦後の

混乱した時代に施行されたにもかかわらず、よくまあこんなに考え

込まれた、バランスの良い法律が出来たものだ」というものです。

 

もちろん長年の研究で「この条文はこういう意味を指しています」

という解釈による結果もありますが、国家の根幹をなす法律としては

世界に誇れるものであると言えます。

 

日本国民必読の一冊です。