日本人の闘い方 [ 齋藤孝(教育学) ]
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今から約900年前に、平安時代の末期に書かれた闘いの極意の書であり、
日本最古の兵書と言われる「闘戦経」。
闘いの書と言えば「孫子」が広く世に知られていますが、この「闘戦経」の
著者である大江家35代の大江匡房(おおえまさふさ)は、孫子の説く
「兵は詭道なり」つまり「戦いの基本は敵を欺くことにある」という兵法は
どうしても日本人のスタイルではない、と考えたそうです。
そこで「武士」の精神の基礎になったとも言われる「闘戦経」を読むことで
現代社会の中で日々戦っているビジネスパーソンも、自分の中にある日本人
としての「武」の萌芽に触れることができます。
私は「心に武」を秘めているか。
そう思わずにはいられない書です。