・「勝っても負けても」 池田晶子 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

勝っても負けても 41歳からの哲学/池田 晶子

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池田晶子さんの哲学エッセイの第2弾です。
最近の「勝ち組、負け組」に言及しています。
今「勝った」と思っても、実は誰かに負けています。
この場合の勝ち負けは相対的であって、決して満足されることはないです。
結局は「足るを知る」ものだけが絶対的な「勝ち組」なのでしょう。

以前、齋藤孝先生の本で、風呂上がりに将棋などを指して過ごすことに
満足出来れば「人生勝ったな」と言うことができると話していました。
絶対的な価値観は自分の中にしかないので、勝ち負けは全てはその人の心も持ちよう
なのでしょう。