有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

ある映画やドラマなどがヒットすると、そのストーリーの裏の裏まで読み取ろうとする「考察」された意見がSNSで

飛び交います。そして、、皆そこに同調します。

 

時々別の意見が出ようものなら「それってあなたの感想ですよね」と封じ込められてしまいます。

 

皆、「これが正解」に集まり、それを補完するためにさらに「考察」を重ねます。正解が欲しいのです。

 

なぜか。

 

若者は「報われたいのだ」と本書は説きます。

 

映画を観ても、漫画を読んでも、食事をしても、その行動によって世間が評価する「正解」を手に入れたいのです。

 

そして、その先には何があるのかも書かれています。

 

「界隈」という言葉が流行語になったように、特定の「正解」に集中すれば、その界隈の外側は異世界となり、

その異世界との交流は絶たれます。

 

これがネットの世界で起こっていて、誰もが知る歌や作品が生まれにくくなっている背景と指摘します。

 

つまりネットという膨大な情報のグローバル世界の中で、ローカル世界があちこちに生まれているのです。

 

これはとても皮肉なことです。個人にとって世界がどんどん小さくなっているのが現代の情報社会なのです。

 

今、我々はとんでもない時代を生きていることを知らされる一冊です。

 

 

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これは何と表現していいのか迷う小説です。

 

50歳過ぎの無職のおじさんが、家族にも見放されそうになりつつも、喫茶店巡りで自分を取り戻すお話です。

 

特にラストに大団円があるわけでもなく、主人公のおじさんは「好き」な喫茶店のマスターに落ち着きます。

 

それは決して成功ではありません。なぜならおじさんは早期退職で得た退職金を使って始めた喫茶店を潰して

いるという過去を持っているのです。そのため家族からも見放されつつあるのです。

 

最終的に色々と右往左往した末に、住居兼の喫茶店を営むことになります。

 

そこには「これでいいのだ」と諦めか開き直りとも、いややっと安住の地を見つけたとも思える描写が刺さり

ます。

 

どんな風に生きたとしても、人生のゴールって案外と小さいものなのかも、と思う一冊です。

 

 

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2025年話題の医療ミステリーです。

 

医療ミステリーならば、こういう技も使えるのだな、と納得した内容でした。

 

冒頭に病院に運び込まれた死体は、なんとその病院の当直医と顔が全く同じであったという度肝抜く展開から始まります。

 

なぜ同じ顔なのか、というその謎こそがこの医療ミステリーのキモですが、真犯人は全く意外な人物であることが、さら

にラストのツイスト感を増幅させています。

 

そして題名の「禁忌の子」の意味に、読後に物語の余韻に浸る感慨を与えてくれます。

 

このミスランキング上位に納得の一冊です。

 

 

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昨年12月の宮崎はインフルエンザの為に不参加でしたので、約3ヶ月ぶりのレースでした。

 

島のコースはアップダウンが激しく、後半はバテバテ。こじんまりとした大会でして、車の規制は最初の700メートルだけ。

あとは歩道付近を走っているところの脇を車が追い抜くという都会では考えられない設定でした。

 

でも小豆島は気候が良くていい島ですね。また行きたいなと思わせる場所でした。

 

次は2月の熊本です。

 

 

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公営ギャンブルとは、地方競馬(中央競馬、いわゆるJRAではありません)、競輪、競艇、オートレースの

ことです。

 

いずれも地方自治体が運営しており、合法なギャンブルです。

 

とは言いましても、ギャンブルと聞くとなんとなく遠ざけてしまう人もいると思います。

 

それはお金を賭けるという、真面目に生きている人にとっては胡散臭い世界に見えるからでしょう。

 

もちろんせっかく競馬場などに行った時は、賭けなければ面白くありません。しかし掛け金は100円でいい

のです。

 

この本ではとにかく公営ギャンブルの場に足を向けて、その空気感を味わって欲しいと願っています。

 

そこは昭和の香りあり、ディープな世界あり、一方で開放的な気持ちの良い空間でもあると言っています。

 

賭けは二の次で、ギャンブルという大人のゲームを楽しもうという一冊です。

 

 

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