有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

日本全都道府県マラソン大会出場第19弾。

2月15日は熊本城マラソンでした。

 

鼻風邪で調子は良くなかった為に気分は惨敗です。

 

次回は3月の佐賀マラソン。そこでリベンジ。

 

 

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鑑賞するために造られた工芸品ではなく、普段使いのために、日常生活のために造られた品々を民藝品と呼びます。

 

明治、大正の頃は、これらの民藝品はそれこそ日常で使われていましたが、昭和に入ってから電化や自動化、

そして大量生産によって瞬く間に消えゆく運命にありました。

 

しかしその民藝品に価値を見出し、今日我々もその一部に触れることができるのは、100年前に「後世に残すべし」

と蒐集に情熱を燃やした人たちのおかげなのです。

 

それまでは見向きもされなかったモノに新たな価値観を与える・・・、これは現代でも必要とされる考え方です。

 

この本は「次の世代へ想いを引き継ぐ」という、人としての大切な営みを気づかせてくれる一冊です。

 

 

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なるほど、漫画は右脳(ビジュアル)と、左脳(ロジック)をフル回転させて楽しむメディアなのです。

 

そして日本語も表意文字(ビジュアル)である漢字と、表音文字(ロジック)であるカナの両方を使って

表現されます。

 

ことほど左様に、日本人にとって漫画というメディアは得意分野であり、これが文化として根付くのも

当然と言えるのかもしれないです。

 

そして、この本のキモとも言うべき点は、その漫画というメディアも人間の成長や成熟する過程と同じく

時代と共に価値観が高次化していくところに言及している部分です。

 

スポ根漫画がもはや昭和の遺産であるように、令和の時代はまるで文学小説のように、人間の内面を掘り

下げる物語でないと読者は付いてこないと分析されています。

 

それがどのような手法で描かれているのかなどを深く考察します。

 

やっぱり日本の漫画は凄い、と再認識させられる一冊です。

 

 

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群馬県を舞台にした短編集です。

 

群馬県警察本部の刑事部捜査第一課、葛(かつら)警部が主人公であり、難事件というよりも、捜査による

「このセンで犯人逮捕」というシナリオを180度ひっくり返して解決すします。

 

「どんでん返し」という言葉が陳腐に聞こえてしまうほど、本当に最後の数ページで世界が反転してしまう

最高のカタルシスを味わえる一冊です。

 

 

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ある映画やドラマなどがヒットすると、そのストーリーの裏の裏まで読み取ろうとする「考察」された意見がSNSで

飛び交います。そして、、皆そこに同調します。

 

時々別の意見が出ようものなら「それってあなたの感想ですよね」と封じ込められてしまいます。

 

皆、「これが正解」に集まり、それを補完するためにさらに「考察」を重ねます。正解が欲しいのです。

 

なぜか。

 

若者は「報われたいのだ」と本書は説きます。

 

映画を観ても、漫画を読んでも、食事をしても、その行動によって世間が評価する「正解」を手に入れたいのです。

 

そして、その先には何があるのかも書かれています。

 

「界隈」という言葉が流行語になったように、特定の「正解」に集中すれば、その界隈の外側は異世界となり、

その異世界との交流は絶たれます。

 

これがネットの世界で起こっていて、誰もが知る歌や作品が生まれにくくなっている背景と指摘します。

 

つまりネットという膨大な情報のグローバル世界の中で、ローカル世界があちこちに生まれているのです。

 

これはとても皮肉なことです。個人にとって世界がどんどん小さくなっているのが現代の情報社会なのです。

 

今、我々はとんでもない時代を生きていることを知らされる一冊です。

 

 

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