前回、ブログを書いてから、だいぶ長い時間が経ってしまいました。
気づけば、帰国日まであとちょうど一か月です。

この間、私は無事にすべてのクラス及び試験を終え、
現在は、修士論文を進めつつ、引き続きリサーチインターンの続きをやっています。

ただ、試験が終わってから、だいぶのんびり過ごしてきてしまいました。
いや、思いっきり遊んだとい言うべきでしょうか。
3泊4日のロンドン旅行やら、
友人との再会兼遊びまくりの4日間を経て、今に至ります。

もう十分、羽を伸ばしたので、
これからの一か月間は、またちょっと必死になろうと思います。
ちょうど今日、ジュネーヴのICRCでのLegal Division Internへの応募が落ちました。
過去最多の800名の応募でしたので、納得といえば納得なのですが、
やはりちょっとへこみました。

急に広がる不安、
なかなか思うように進まないリサーチの苛立ち。

精神的にも身体的にも強くなりたくて、
久しぶりに川岸へジョギングへ行きました◎

これが本当に正解。
別にたった一回のジョギングで身体共に強くなるわけではない。
でも、自然の中で一人でひたすらただ走ってると、
自問自答を頭の中で始めて、気付けばすごくすっきりして帰る自分がいるんだな。

仕事に関しては、仕事決まるかなーと不安に思うのではなく、
絶対に仕事をつかんでやる!という気持ちと行動が大事!
職探しが大変なことは承知でここまで来たのだから、
あとは強気、根気、継続力を忘れず、一生懸命やることやる!

論文もそう、リサーチインターンもそう。
初心にかえって、ただ一生懸命やることやればいいのです。

日本女子バレーも、
なでしこジャパンも、
たくさんの失敗ののち、でも諦めずにやることやり続けて、
結果を出した。人に感動を与えた。

自分もまたちょっと必死になろうと思う。
悔しい。
この一言に尽きる。
人のために何かできるようになりたいと勉強し続けてきて、
なんでこんな大事なときに自分はジュネーヴにいて、
なんで人のためになる力を持ってないんだ。
この気持ち、一生忘れない。
忘れちゃいけない。
変わりたい。



でもやっぱり、「今」、
私は、どうしたらいいんだ・・・
どうしたいんだ
2011年3月11日。
あの日のことを私は一生忘れないだろう。
多くの人の人生に影響を与えた日だ。

東日本大震災。
マグニチュード9の地震もさることながら、
その後の三陸を襲った津波の映像に、世界中の人が震撼した。

まるで映画を観ているようで、
図書館でその映像を見た私は、唖然として一瞬よくわからなかったのを覚えている。
黒い濁流がまるで生き物のように、なだれ込む。
家を飲みこみ、車をおもちゃのように押し流し、すべてが黒になっていく。
そこに人がいるのだと想像した瞬間、思わず口を覆ってしまった。

その後も止まらない余震。
そして、その震源地は徐々に南下していっていて、
自分の地元をも襲うんじゃないか、不安がどんどん大きくなっていった。

ジュネーヴにいる自分は、何もできず、
ただ皆の無事を祈ることしかできない。
もしものことがあったらどうしよう。
母の機敏な判断のおかげで、早めに家族の安否はつかめたものの、
不安が止まらず、帰り道吐き気がしたほどだ。

結果的に、家族や友人は無事だった。
しかし、最近になって同じ高校に通っていた友人が亡くなっていた事を知った。
どれほど、無念だったろうか。大学に入り、学びたいこともやりたいことも
たくさんあることに気が付く、20代。
これから何かを目指して一歩踏み出すというその時。

今では、死者の数は1万8千人に上るという。

そして、景色も一変した。
日本赤十字社の写真を見たとき、
まるで爆弾を落とされた後のように、瓦礫が散乱しているのみだった。

そこからさらに原発問題の発覚。
日本中、いや世界中で情報が錯そうし、
何が真実なのか見当もつかなくなった。

そんな情報にも左右され、自分の無力感、
また地震があって大切な人を失うかもという不安、
自分は震源地におらず安全な場所にいるにも関わらず、気持ちが落ち込んでしまった。
あれほど、無力感を感じたことはない。

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あれから数週間、
驚くことがたくさんあった。

まずは、友人から知らない人まで、
みんな日本の心配をしてくれたことだ。
そして、その中でもよく言われたのが、
日本は最も進んだcivilised countryの国だということ。

こんな大災害の後にも関わらず、
皆がお互い助け合い、お店に強盗に入る人もいない。
他の国では、ありえないことだと。

そして、世界各国で日本のためにと、
チャリティーイベントが企画されて始めたこと。
FBで多くのイベントが目につく。
皆が何かしたいと行動しているのだ。

日本国内でもそう。
特に大学生やNGOが一斉に行動をし始めた。
外国人のためにあらゆる外国語にて情報をまとめたサイトを作った外大、
物資の輸送、疎開活動を進めるNGO、
日本人全体がここまで行動力があるとは正直思っていなかった。

この行動力、そして今回生じた社会インフラに対する疑問を一過性のものにすべきでない。
今、見直せるものをすべて見直し、議論をするべきだ。
そうでなければ、亡くなった方々が浮かばれない。

私自身も、夏に何か企画をしようと考えている。
今回亡くなった方々をなかったことには絶対にしたくない。
想いを受け継いで生きていきたい。

そう強く思う今日この頃です。