ついにもう三月となってしまいました。 後期も相変わらずモリモリ沢山です。

・授業の課題量が前期よりも増える笑
・インターンを始めた
 →Rule of Law in Armed Conflict Project
http://www.adh-geneva.ch/RULAC/

  主に、武力紛争に関する国際法の各国の履行状況をまとめたデータベースのアップデート
  核兵器のDisarmamentに関する調査を行っています。
  前者のでデータベースでは、国際条約の批准状況、国内法の立法、PKO関連の実行、
  国内判例、非国家武力集団の存在、近年かかわった武力紛争などに関する
  情報を扱っています。

  結構、情報そろえているので関心ある方は、覗いてみてください◎

・修士論文のテーマの下調べ
 →指導をお願いしたい教授の授業が始まり、
  勢い余ってテーマがまとまる前にアポイントメントをお願いしてしまったために
  今、なんとか時間を見つけて論文を読んでいます。

・将来の仕事関係のことも探さなければならない

・日本料理屋でアルバイトを始めた 

等々、もりもりです。
そんな中でもたまの友達との息抜きも忘れたくない。
昨日は、友人と鍋パーティーをしましたー
うまし!

最近、特に感じるのが、
自分がいかに今勉強している人道法人権法が好きかということ。

本当に課題がたくさんありすぎて、てんてこまい。
それでも毎回二ヤ二ヤしちゃいそうなくらい面白い。

特に後期に始まった
「武力紛争及び緊急事態における人権法」「武力紛争における特別の保護」の授業は、
授業前の準備が大変だけど、
読んでいる間、苦というよりかは、遊んでいる気さえしてくる。

もちろん、読んでて腹が立ったり、
悩むような事例を多く読みます。

それでも、人が亡くなる、想像するだけでも気持ちが悪くなるような目にあっている、
そんな状況を防ぐ、結果的に減らすために
どうしたらいいのか、
それに向けて行動できるような自分に
この勉強で少しでも近づけるような気がするんです。

実は、これらは論文指導をお願いしたい先生の授業なんですが、
本当に好きです。
普段は冷静に整理して授業を進める先生が、
たまに、熱くなって語るときも好き。

周りにいる友人たちが作ってくれている環境も好き。

本当に恵まれています。

ただ、そろそろ自分で自分の道を作り出さなくてはならない時期になりました。
この環境からも旅立つ準備をしなければなりません。

焦らず、一つ一つできることをしていこうと思います。



今回は、私の通っている
Geneva Academy of International Humanitarian Law and Human Rights
(国際人道法・人権法ジュネーヴアカデミー)
の前期の試験内容に関して、記録していきます。

あくまで私の記憶の範囲内です。

前期でレポートではなく
試験があったのは、3科目。
国際人道法、国際公法、国際刑事法です。

・国際人道法
解答数:論述2問

解答時間:4時間

形式:オープンブック。
    事例問題と仮想問題があります。
    事例問題は、実際のケースをもと大問が2問出され、
    そのうちの一つを選択して解答を論じます。
    仮想問題は、仮想のケースに対して法律の専門家として
    問われた問題を分析し、解答を論じます。

問題の内容:1)事例問題
        米州人権裁判所のCoardケースと
        Ethiopia/Eritoria Claim CommissionのEthiopia/Eritoriaケースが
        もしも非国際的武力紛争であった場合に、
        それぞれのケースで何が変わり、
        何が変わらないかを論じなさい。

        2)仮想問題
        イスラエルが警告ののち、テロリスト集団の潜伏地があるとして、
        ガザ地域を爆撃した。その後、陸上からも侵攻し戦闘を行った。
        戦闘行為終了後、国連ミッションが調査のためにガザへ入ったところ、
        小学校が半壊しており、その中で大人12名、子供6名の死体があった。
        調査委員会は、専門家であるあなたにイスラエルの人道法上の
        違反について意見を求めてきました。
        意見書を書きなさい。また、問われていることを考察するうえで
        必要のない分析はする必要ありません。
        (これは要約です。実際には、A41ページ分、細かく文章が書いてあります。)

・国際公法
解答数:論述1問

解答時間:3時間

形式:クローズブック
    エッセイ問題か、事例問題かを選択し、最大6ページで解答を書きます。       
    
問題内容:1)エッセイ問題
       条約法条約と国家責任法の関係性を論じなさい。
       (これは、本当にこの一文のみです)

       2)事例問題
       (これは、A43枚びっしり問題文が書いてあります。
       本当に長いので、どういうことが問われたかだけ書きます。)
       同じ海に面している3か国が条約を結びます。 
       しかし、一つの国がその無効を主張。
       そして、二つの国の間で緊張が高まる。
       そんな中、一国の国内の民間団体が武装集団化して反政府活動開始。
       当該武装集団が準備のために、近隣他国の境界地である山(他国領地)に潜伏。
       潜伏先の国は、他国の国内問題であるとしてノータッチ。
       さらには、その武装集団が他国を攻撃するという情報をキャッチしていながら、
       なにもせず、武装集団は他国の村を襲撃。
       
       このような事態に対して、
       それぞれの国がそれぞれの主張を展開。
     
       さて、あなたは外務省の法律家です。
       以下の問いに関し、客観的意見を論じなさい。

       1)条約が有効か否か
       2)国家責任が生じるか、生じるならばその結果は何か
       3)ICJは、当該問題に関し、管轄を有するか。
         すべての可能性に関して論じなさい。

・国際刑事法
解答数:大問2問

解答時間:4時間

形式:クローズブック
    選択問題33問と、論述2問から1問選択。
    論述問題は、最大2ページ。

問題の内容:1)選択問題
        とにかく4つの選択肢からもっとも適切なものを選びます。
        範囲は、国際刑事法全般。
        それほど難しくない代わりに、一問でも落とすとかなり痛いです。
        全問正解したいところ。

        2)論述問題
        今回は、一つはジェノサイドの黙示的な要件に関する問題。
        一つは、国家免除に関する問題でした。
        私は、後者を選択。
        あまりもう細かい内容を覚えていないのですが。
        ジェノサイド条約に基づき、どっかの国が
        他国の政府代表に対して、逮捕状を発行、国際的に配布しました。
        あなたは当該政府代表についている法律家です。
        この問題に関して、当該行為が違法であることを論じなさい。
        的な感じだったと思います。

これらを見てもわかるように、私の大学院はかなり実務的な問題です。
試験勉強はかなり大変でしたが、大変面白いものでもありました。
まあ、人道法試験前日は、朝から下痢はするわ、コップは割るわでしたけど笑

やりがいもあるし、分析の枠組みが身についたように感じます。
あとは、細かい点を見落とすか見落とさないかが大きな違いであり、
私の弱い点でもあります。

こんな感じですかね。
国際人道法と国際公法のみ
問題を持ち帰れたので、興味ある方にはお見せします。

以上!!


2月になってからあっという間に10日経ちました。
1月がものすごく長く感じた分、
今月の体感スピードはかなり早いです。

試験が終了してからも、色々とありました。
友人とのパーティー。
日本料理屋でアルバイトを始める。
大学の先輩に会う。
土日にチューリッヒ旅行に行った。
自分の進路に関して考えさせられる機会が急にいくつか降ってきた。

特に、アルバイトとチューリッヒ旅行は、
以前、狂言のイベントのお手伝いをした時に
出会った方々からつながったものです。
本当にありがたい。出会いは、本当に大切にですね。

さて、今日は「驚きを見つける目」

これは試験期間中に出会った少年のお話です。

その日も図書館で一日勉強し、
すっかり空は暗い、雨が降っている中を歩き、
いつも通りバス停でバスを待っていました。

すると、同じバス停でバスを待っている3人の家族がいました。
両親が二人で話している中、
2歳か3歳くらいの少年が、一人じーっと何かを嬉しそうに見つめている。

その視線の先には・・・
バス停の屋根の角から落ちてくる水の滝が!
なんか、ありますよね。
屋根の角に水が流れまとまり、太い線になって落ち流れてくるの。

彼は、それを目をキラキラして眺めていたのです。
確かに、屋根に気づかないと不思議ですよね。
なんでここだけ落ちてくる水が太いんだろうってね。

そして、彼は急に手を左右に動かして
その流れを止めようとする。
でも、水は切れない。
そこで、彼は傘を持ってきて、その水の流れの下で傘をさした。

すると、傘から音が!
いつもの雨の当たる音とは違う音に、彼は大喜び。

そんな少年の一連の動作をニヤニヤしながら
じーっと眺める私。笑

でも本当に、
子供にとっては何もかもが面白く、驚きに満ち溢れ、
世界のすべてがでっかい遊び場なんだろうな。

うわーなんと贅沢!!
そして、実は自分もその中にいるんですよね。

この少年の行動も
私にとっては驚きの一つ、遊び場の一つ。

常に驚きを見つける目を持ち、
この世界最大の遊び場を思う存分、楽しみたい。