ここのところ研修講師をやることが多く、
数多くの受講者の方々と接している。
研修のテーマに沿って、テキストや教材を使いながら解説を行ってるが、
なかなか憶えられない、またはなかなか応用が利かないという受講者は、
往々にして、ものごとを「なぜそうなるのか?」という視点で考えていない。
「なぜそうなるのか?」の先には「だからこうなるのか(納得)」
そして、「ではこうなるかも知れない(想像)」と、思考が発展していくことになる。
しかし、「なぜそうなるのか?」を考えずに、
ただ事柄だけを暗記(記憶)しようとすると、
その量には限界がある。
ある程度の段階で、それ以上憶えられなくなるか、
前に憶えたことを忘れていってしまう。
これをくり返し行ったところで、研修をいくらやっても、
知識や知恵が積み上げられない。
基礎となる知識を習得し、それぞれ「なぜそうなるのか?」と考えることで、
知識に幅ができるし、その知識を応用することで知恵へとつながる。
こういう姿勢、視点で研修に挑んでほしいものである。