「8割の作業計画と2割の予備時間」
前回、「右からのスケジューリング」について書きましたが、
そのスケジューリングでも、
作業計画に与えられた時間を全部(10割)割り付けてしてしまっては、
おそらく納期を守って目標を達成することはできないだろう。
実際に実務で経験すれば当たり前のことだが、
仕事を進める上では、不測の事態が起こったり、関連する仕事が遅れたりと、
計画時間通りに作業が進まないことはまれではない。
にも関わらず、計画段階から与えられた時間を全部割り振ってしまったら、
計画時間通りに進まないとき、現状のリソース(人、モノ、金、ナレッジ)だけでは、
リカバリーができない。
したがって、計画段階では、与えられた時間の8割を割付け、
予備時間を2割残しておく必要がある。
この予備時間を割り付けられるかどうかは、最終的期限(納期)までに
計画当初の目標を達成できるがどうかのカギを握る。
もし、計画段階で予備時間を残しておけないのなら、
別の対策として、納期の延長は可能か、人材の追加投入は可能か、予算の追加は可能かなど
計画が遅れたときの対策を考えておかないと、リスクを背負うことになる。
計画はあくまで予定であり、くるったり遅れたりすることを前提に計画すべきである。