調べてほしい | 化学物質過敏症を治そう!

化学物質過敏症を治そう!

完全に治らなくてもいいんです。もう少し楽に暮らしたいから、頑張ります。
頑張ったからなの?化学物質過敏症が軽くなってきましたよ。

友人との会話。

「どう?ビタミンCは合成できるようになった?」

「あとちょっとかな。来月あたりには作れるかも。」

体でビタミンCが合成できる人間が出現したら面白いのに…と本気で思う今日この頃。非現実的なバカ話がはずみます。


そういえば、だいぶ前に見たテレビでこんなことを言っていました。

世界一過酷な大地に住むエチオピア人は薬物代謝促進遺伝子を持っている割合が29%で、アジア人は1%で、その中でも日本人は低めの0.5%だと。アメリカは4.5%でイギリスは1%だったかしら。薬物代謝促進遺伝子を持っている人は、解毒に有利な体らしい。数字とか、うろ覚えなので、間違っているかもです。すみません。

それ見て思ったんですけど、日本人は解毒がうまくいきにくい人種なのかもしれませんから、農薬とか殺虫剤とかの使い方に十分注意を払った方がいいのではありませんかね。海外の人が大丈夫でも、日本人にとっては毒となりうる物質って多いのではないでしょうか。


有用な栄養素を摂るために食べ物を食べれば、天然のものといえども一緒に食べてしまう自然の毒があるでしょう。そういった毒を解毒しながら栄養素を摂っているんだと思いますし、栄養素も物によっては解毒酵素を使って分解して体に有用なものに変えていくとかしているんじゃないですかね。


体に有用でない人工物がいっぱいの世の中だと、その物質の解毒にも解毒酵素を使いますよね。解毒に余裕のない体には、便利な生活を維持するために使われている人工物がかなりの負担になっているんじゃないでしょうか。そして、そのトバッチリとして、健康なら全然負担にならないはずの天然の物ですら負担になって、挙句の果てに反応を始めちゃうんじゃないでしょうか。

反応を始めた物を避けることに躍起になりがちですが、体に大きく負担になっている人工物を早く見つけて、そっちを減らすほうが化学物質過敏症回復の早道のような気がします。家も職場も室内の空気はVOCが多いです。慣れちゃって気がつかないだけで、いろいろな物からVOCが揮発してます。一番に換気が重要だと思います。ただ、これも工夫をしないと難しいです。


今後も人工物が増えていく世の中でしょうから、きっと解毒に有利な個体が将来的には生き残っていくんでしょうね。


自分の薬物代謝促進遺伝子、どうなっているのか調べてみたいです。CYPとかUGTとかの解毒酵素も調べてみたいです。研究者の方、化学物質過敏症患者の体を使って調べてみませんか~。ん?すぐ具合が悪くなるから相手をするのが面倒かしら?