化学物質を、体に入れないように頑張っても
毎日何かは食べるし、
生きている限りは呼吸をする。
食べるほうは工夫次第で減らせても、
吸うほうは、転地でもしないと減らせない。
でも、もう食べ物からの毒を減らすのも限界だ。
そろそろ、解毒のことを真剣に考えましょうか。
生体異物が酸化を受けて、
抱合されて、
水溶性になって、
体外へ出る。
CYP?NAT?
なにがどうなっているんだ?
あー、訳わかんない。
究極なことを言ってしまうと、
世の中の物質は、すべて化学物質からできているんだよね。
今食べているこんなものも、あんなものも、
成分は、化学式で書けちゃいますから。
どれが安全?どれが有害?
どの成分に反応しているの?
もう、難しく考えるのは、やめました。
体内に取り込んでしまった有害な化学物質の解毒が追いつかなくて
化学物質過敏症が悪くなっていると仮定したら、
解毒が追い付けばいいってことですよね。
薬は何かあるのかな。
「シックハウス症候群を防ぐには」には、
グルタチオン、タウリン、Nアセチルシステイン、グルクロン酸、
ビタミンC、ビタミンEが使用されると書いてあります。
サプリは飲みたくないなあ。
ミネラルも必要なのか。
「一種類だけのミネラルのサプリメントは、全体のミネラルバランスを
乱す可能性もある。」
気をつけなきゃ。
そうか、ビタミンB群もいいのね。
で、結局何をどうすればいいんだ?
なんか頭がこんがらがってきたよ。
そして、こんな一文が載っていました。
「患者の多彩な症状に合わせて投薬をする単純な対症療法では、
患者の化学物質負荷を増すに過ぎない。」
ごもっともです。薬とサプリは、当分いりません。
やっぱり、バランスのとれた食事が一番なのかな。
そうこうしているうちに、野菜の端境期がやってまいりまして、
食べられる野菜が、ほとんどなくなってしまいました。
今年の6月ごろでしょうか。
日に日に具合が悪くなり、ついに近隣の農薬で打撃を受けました。
ビ、ビタミンCを…
鉛のように重たい体をひきずって、
高濃度ビタミンC点滴を受けに行きました。
薬類はやめようと思いつつ、やっぱりやめられませんでした。
ところが、
半分くらい入ったところで、口の苦みが消えたんです。
体がふわっと軽くなる感じもありました。
総量が25gだったので、10g過ぎたころかと思います。
そして、北里の先生に言われたことを思い出しました。
「ビタミンCは10gくらいで十分だよ。あんまり入れ過ぎると、かえって
活性酸素ができると言う報告もあるよ。」
そうです、そうです。
ビタミンCに限らず、グルタチオンや抗酸化物質を
食事で積極的に摂るように言われていました。
「シックハウス症候群を防ぐには」にも書いてありました。
農家さんの野菜が復活したら、どっさり食べようと決めました。