己をよく知り、敵を知る | 化学物質過敏症を治そう!

化学物質過敏症を治そう!

完全に治らなくてもいいんです。もう少し楽に暮らしたいから、頑張ります。
頑張ったからなの?化学物質過敏症が軽くなってきましたよ。

食べるものに反応してから、食べることが苦痛でした。


喉が腫れ、頭がしびれ、耳が遠くなり、目がよく見えなくなり、

耐えがたい痒み、不整脈、呼吸困難、ノロ並みの下痢。

そして、全身の脱力で結局寝込む毎日。

食べないほうが元気なのですが、

何かは食べないと生きていけないし。


今は、選んだ野菜、米、魚、卵を食べることで、

苦痛からは解放されました。

最近は、家の中ではほとんど症状が出なくなりました。

残って困っているのは、聴覚過敏と耳鳴りくらいでしょうか。

(外出すると、まだまだ危険がいっぱいで症状も出ます。)


たまたま運が良かったのかもしれません。

アレルギーと思って受診した皮膚科の先生が、

化学物質過敏症のことをご存じであったので、私は救われました。

そして、なぜか無農薬無肥料野菜を知っている友人が数人いました。

これもラッキーなことです。


一時期は大変な事になりましたが、早く手を打ったからか、

ここまで回復できました。


まだ、道半ばではありますが、

食べ物に困っている化学物質過敏症の方に

伝えたいことがあります。


まずは、化学物質の少ない安心できる部屋を

確保してください。


病院に行けるようなら

アレルギーの血液検査をしてもらってください。


蕁麻疹がでるとか、口がイガイガしたり、喉が腫れたり、

お腹を下してしまう食材を告げて、検査をしてもらってください。

これは、保険でできるIgEの検査です。


最近よく見かけるIgG検査は、

遅延型アレルギーを調べるものです。

多くの項目を一括で調べることができます。

保険はききませんし、おこなっているクリニックを探す必要があります。

何が原因か見当がつかない人には役立つかもしれません。


蕁麻疹が出る人は、即時型のアレルギーなので、

まずはIgEを検査してもらってくださいね。


そして、避けるべき食材を先生から指示してもらってください。

自己判断は、治りが遅くなる可能性があります。

つまり、食べていいものまで避けるあまり、

必要な栄養素が足りなくなり、過敏症の回復が遅れるおそれがあります。


さあ、ここからはご自身で頑張りましょう。

ここから先は、西洋医学のお医者様にはわからない世界ですから。

先生に頼っても、答えは出ません。


食べられないものはあきらめて、

食べられるはずの食材をどんどん試してください。

野菜と米(主食)を優先してください。

いつかきっと、食べられる農家さんが見つかります。


もし、ピッタリくる農家さんが見つからなくても、

いろいろ試して食べていれば、

なにかしら栄養が摂れているわけで、

更なる悪化は防げると思います。


よくならない場合は、転地が必要なんでしょうね。

吸い込む化学物質が多すぎたら、

食べ物からの化学物質をどんなに減らしても、

限界があるに違いありません。

もしもの場合に備えて、並行して転地先を探してください。


自分に合った転地先をすぐに見つけるのは困難ですから、

まずは居場所と食べ物の確保をしましょうね。


これは、自分が良くなった方法でしかありません。

だから、これが正しいとは思っていません。

もしかしたら、無農薬無肥料の先を行く栽培法があるかもしれません。

自分で育てれば、安心できる野菜を食べることはできますし、

うまい具合に転地先が見つかれば、食べ物に困ることは

ないかもしれません。


情報が無くて困っている方に、参考にしていただければと思っております。