北里に行く準備 | 化学物質過敏症を治そう!

化学物質過敏症を治そう!

完全に治らなくてもいいんです。もう少し楽に暮らしたいから、頑張ります。
頑張ったからなの?化学物質過敏症が軽くなってきましたよ。

寝る部屋と食べ物の確保で、なんとか症状の悪化を食い止めました。

ちょうど去年の今頃でしょうか。

無農薬無肥料を知って3か月くらいの頃です。


散歩に出てみると、どこかで何かに反応してしまいます。

具合が悪くなるのはわかっているのですが、

何か運動しなきゃと出歩く毎日。


あと3か月したら北里へ行かなきゃいけないですし、

何に反応しているのかを知りたかったという理由でもあります。


でも、ニオイがわからないので、

何に反応しているのか、見当がつきません。


家族とともに、いろいろな方面に散歩して、

散歩コースの開拓に励みました。


交通量が激しいところ、半年前に塗装した橋、農地、洗濯物がたくさんのマンションや家、バラを育てている家、こぎれいな街路樹の散歩道、クズ木材を接着剤で固めた合板で作った安い賃貸アパートの建築現場、前を歩く女性、身だしなみが整っている男性。

結構侮れないのが、原付バイクの排気。関東に住んでいるので、トラックより原付の排気のほうがきついです。

そして、重苦しい空気に押しつぶされる感覚を覚えたのが、シールドマシンで掘りながらコンクリを流しいれているところの換気口の建物。

今考えると、結局はVOCの発生源がダメなんですよね。


散歩コースが見つからないなあ。

もうすこし具合を良くしないと、北里にはたどり着けないなあ。


汗を出すのがいいらしいですが、

ちょろっと散歩しても汗はかきませんし、

30分くらい湯船につかっていても、汗をかく気配はありません。

別に、汗かかなくてもいいや。

何かしらやっていれば、代謝が上がって、どうにかならあ。


ちょっと自暴自棄気味です。

ちょうど冬で、食べていた野菜はニンジンとジャガイモ。

あとは、食べられる農家さん探しで食べる野菜が少々。

散歩と入浴をどんなに頑張っても、なんかパッとしませんでした。


どうやって北里に行こうか悩んでいたはずなのに、

突然コンタクトレンズが買いたくなりました。

使い切ってしまって、手持ちが無かったんです。

どうせコンタクトレンズは使わないのに、なぜでしょうか。

虫の知らせかもしれません。


眼科に行ったら、やっぱり頭が痛くなりました。

そして、診察の時に、思いもよらないことを伝えられました。


緑内障かもしれませんから、今度検査をしましょう。


ガーン


もう、どうやって帰ってきたかなんて覚えていません。


検査のつらさより、失明への恐怖のほうが上回りますから、

おとなしく検査を受けました。


結果、右目は視野が欠けていました。

左目は、視野は保たれていましたが、

眼圧を下げなければ右目と同じになるでしょうと。

さっそく点眼を始めましょうとのことでしたが、


ちょっと待った!

北里に行ってからでいいですか!


なんかね、食べ物がままならないのに

毎日薬を点眼するなんて、耐えられるか心配だったんです。


この瞬間、何が何でも北里に行くぞと決心しました。

気合いを入れれば、北里に行けそうな気がしてきました。


虫の知らせも、悪くは無いですね。