《PROJECT80》13
そもそもギャラリーや美術館ではなく「お寺」に展示したいと考えるようになったのは、「葛城発信アートFAIR2016」に出会ったからです。当時「竹内街道」をはじめとする★「古代道路」に興味をもち、その街道沿いにある名所旧跡を頻繁に訪れるようになり、「當麻寺」を主会場とする展覧会を知りました。その募集要項に★《4年に一度しか公開されない》双塔庵★「丸窓席」に入賞すれば展示できるというのです。こんな機会は二度とない!
https://www.taimadera.org/guide/1/index.html
★片桐石州公が後西院陛下をもてなすために作ったお茶室で、 直径約1.8メートルにも及ぶ大きな円窓が見事な名席。それに対し床の間を小さく作って限られた空間を有効に活用する手法を用いています。また、千利休が好まなかったという竹をあえて用いていることも特徴で、石州公の独創性が伺えます。
