《PROJECT80》7 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《PROJECT80》7
見るだけの《EXPO2025》ではなく「Mozambique」での出会いを通して有意義な万博になりました。閉幕後、ポッカリ穴があいていたところ・・・
★大阪・関西万博でロープ作品が話題に ポルトガルパビリオンで制作活動の芸術家、大阪・堺市内で制作過程を一般公開
https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/bunka/art_kanrenjigyo/expo_legacy/collaborationportugal.html
堺市はこのほど、大阪・関西万博に参加していたポルトガル政府観光局と連携し、同国パビリオンで使用された船舶用ロープやネットを再利用したアート作品が堺市内で制作されることを発表した。
https://www.instagram.com/vanessabarragao_work
作品は、ポルトガル出身の芸術家★ヴァネッサ・バラガン氏が同国パビリオン内で制作を開始したもの。10月13日の万博閉幕に伴い、制作の場を堺市内に移し、引き続き制作する運びとなった。この様子は4日から一般公開され、完成後には作品の一部が堺市に寄贈される予定。堺とポルトガルと言えば、国際交易で栄えた中世に、ポルトガル人らが伝えた鉄砲の一大生産地となったことなどで知られている。また、1970年に開催された大阪万博のポルトガルパビリオンに出展されていたジョルジ・ヴィエイラ作の彫刻「東と西の接点」が万博終了後に寄贈された。この作品は現在、市内★ザビエル公園に設置され、ポルトガルとの歴史的なつながりを伝えている。
・日時:4日から6日午後1時から4時
・場所:元堺消防署2階(堺市堺区市之町西1の1の27)。
・作品名:「Oceano」。パビリオンで使用された船舶用ロープやネットを再利用したアート作品で、ポルトガルと日本をつなぐ海を象徴し、文化と持続可能性の対話を表現した作品となる予定
★元堺消防署暫定利用の取組「CANGO TRIAL WEEK 2025 vol.2」
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/kangoutoshisakainosaisei/yochikatuyo/zantei/cangotrialweek2025_2.html
★大阪・関西万博 2025 ポルトガル館
https://portugalexpo2025.pt/jp/
「海洋、青の対話」をテーマにしたこのパビリオンは、来場者に海に飛び込んで発見するよう促し、比喩的に海の一部を2025年万博に持ち込み、9,972本の吊り下げロープとリサイクルネットを建物に組み込むことで、太陽や風などの自然の要素にさらされる永続的な効果を生み出します。「いのちに力を与える」ゾーンに位置し、敷地面積は1,836.75㎡です。戦略的な場所にあり、日本館に近く、2025年大阪万博の「グランドリング」とも相互作用のあるユニークな空間です。
https://kkaa.co.jp/project/expo-2025-portugal-pavilion/
ポルトガルは日本と同じように★海の国であり、大航海時代にはカラベル船を始めとする美しい帆船で世界の海を走り廻り、種子島に、西洋(鉄砲)の文明をもたらし、日本を西洋に対して開いたのもポルトガル人である。その海という存在自体が感じられる海のパビリオンを、瀬戸内海に浮かぶ島である万博会場に出現させたいと思った。海は山と違って形というものがないので、海を建築として表現することは容易ではないが、やりがいのある目標だった。大航海時代の帆船の重要な道具のひとつであったロープを用いて、海という自然自体を身体感覚として実感できるような場所―形態ではなく―を作ることを思いついた。太さが微妙に異なる無数に吊るされたロープの間を吹き抜ける風、そのロープによって透過と反射を繰り返す光が、海という状態を作り出すのである。しかもその風はロープ自体を時にゆっくりと揺らし、時に細かく振動させ、波動、振動の集積体である海という場所が、そこに生成されるのである。建築というものは、通常はしっかりと固定された、重くて固いヴォリュームだと考えられてきたが、ポルトガル館は、動き続け、振動し続ける、いままでにはないタイプの建築である。それは19世紀から世界を征服することになったコンクリートと鉄による重たいカタマリとしての建築にかわる、★生き物のように自由で軽やかな建築である。海の国であるポルトガルと日本を架け渡すことによって、新しく自由でヒューマンな建築を創造したいと夢みたのである。
https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/bunka/art_kanrenjigyo/expo_legacy/collaborationportugal.html