オーナー北野さんが「ギャラリーいろはに」をオープンするにあたり、平和運動に取り組まれている方々から聞いた★「Out of sight ,out of mind」「去る者日々に疎し」という思いから、この防空壕を残すことにされました。「戦争のことって視界から消えると、意識からも消えてしまうと思うんです。だから、私はここを見せて、戦争のことを語り継いでいきたいです」(GALLERY「いろはに」北野庸子談)ギャラリーにある防空壕は、これまでも様々な平和の取り組みの中で紹介されてきました。また、展覧会をされるアーティストの方々が、インスタレーションなど展示をされることもあります。玉手箱プロジェクト★「氣になる玉手箱展」においても、何らかのアピールができないか検討し、防空壕という箱をみんなの平和への思いで満たす★「記憶の玉手箱」という企画が生まれました。展示を観るにとどまらず「ピースアクション」として、来廊者の方々に参加していただく取り組みです。その中に★「鉄カブト」があります。これを2025浄厳院現代美術展でも展示したいと思います。