2025浄厳院への道(27) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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ひょんなご縁で葛城市の「石屋・磐城さん」とお近づきになりました。「ムシムシ工作」のワークショップ(7/26実施)「桔梗工房」のお風呂「石看板」そして~★不用となった石や塗料などをいただきました。これまで「石」には特に興味はなかったのですが、石川で拾ってきたものとまったく違う「ミドリ」だったので、ちょっと?そそられました。
★吉野川の石/緑色片岩
吉野川/紀の川は奈良県から和歌山県へと流れ、紀伊水道に注ぐ一級河川です。大台ケ原を源流とし「吉野川」として紀伊山地を北西へと流れ、和歌山県へと入ると「紀の川」に名前を変えて、和歌山市で紀伊水道へ注ぎます。紀の川は奈良和歌山両県6市12町4村を流れている一級河川です。
玄武岩などが変成作用を受けてできました。緑泥石や緑簾石をふくんで★緑色をしています。緑泥石が多い場合は濃緑色、緑簾石が多い場合はウグイス色です。片理に沿って割れやすく、小石も★平たいものが多く見られます。緑泥石・緑簾石の多い色の濃い層と、石英・長石の多い白っぽい層が縞をつくっています(縞状構造)。また、小さな白雲母の結晶がきらきらと光っています。白い曹長石の結晶が生じた点紋緑色片岩や、褐色ガラス光沢の柘榴石や暗緑色の角閃石が生じているものもあります。
★【日本列島一級の活断層“中央構造線”】
紀ノ川と和泉山脈の間に、「中央構造線」という、日本最大の活断層が走っている。西に延長すれば四国の吉野川に沿い、東の延長線上には志摩半島がある。この活断層の活動によって、和歌山県と大阪府の境にある和泉山脈や金剛山が生まれた。近年、南海トラフを震源とする海溝型地震が心配されるが、一方で、中央構造線は内陸型地震が発生する震源として注視が必要である。