そろそろ制作にとりかからねば~しかしまだぼんやりとしたイメージしか浮かんでいない。そこで、気になっている「卑弥呼」の里へ。
★《橿原考古学研究所附属博物館》
634-0065奈良県橿原市畝傍町50-2/0744-24-1185
https://www.kashikoken.jp/museum/
橿原考古学研究所は1938年より奈良県の★遺跡調査を手がけてきました。常設展示では、旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥・奈良時代、平安~室町時代の遺跡から出土した考古資料を時代別に展示しています。日本考古学を代表する奈良県出土の実物資料をとおして「考古学でたどる日本の歴史」をご覧ください。
★令和7年度春季特別展「王陵桜井茶臼山古墳」2025.4.19(土)~6.15(日)
全長200m超の前方後円墳である桜井茶臼山古墳。近年★103面超の銅鏡が確認されたことでも注目を集めたこの古墳は、初期ヤマト王権の王陵の一つと考えられており、副葬品などの内容が明らかな王陵として極めて貴重な事例です。このたびの特別展では、桜井茶臼山古墳より出土した品々を、近年の研究成果を併せて一挙にご紹介するとともに、古墳時代前期を代表する関連資料との比較から、王陵・桜井茶臼山古墳の実像に迫ります。
・・・今回の訪問で、「浄厳院・鐘楼」に展示する作品イメージがほぼ固まりました。「鐘楼」一層目の「土間」部分を★埋蔵文化財発掘調査の現場として構成したいと思います。
★埋蔵文化財発掘調査とは/(株)島田組
581-0033八尾市志紀町南3丁目188番地/072-949-2410
https://shimadagumi.co.jp/survey/
この言葉は歴史・文化・自然的遺産を守るために決められた法律『文化財保護法』で使われています。
埋蔵文化財は「遺跡」「遺構」「遺物」をさし、地中の文化財とも言われています。「遺跡」とは人が残した何らかの痕跡のことで、古墳のようなものもありますが、主に地中にあることが多いです。なぜそこが「遺跡」だと分かるかというと、地表に土器片などがあることで、埋まっている可能性が出てくるからです。土には色や質の変わる境目がありそこをきれいに掘り抜くと「遺構」と呼ばれる昔の建物や川などの形が浮かび上がってきます。また、「遺物」と呼ばれる昔の人が残した土器や石器などが出てくることがあります。埋蔵文化財発掘調査でこれらを調べることにより、様々な昔のことがより分かるようになってきたのです。「文化財保護法」では遺跡を守るため、それが自分の土地であったとしても発掘を勝手に出来ないように定められています。まずは手続きが必要で、周囲に遺跡が多くある地域などでは新しく開発する際に必要な処置が決められています。さらに、出土した土器や石器などの遺物は『遺失物法』によって落し物として扱われたのち、国民共有の財産になります。