いろいろ調べていると★2019年浄厳院の画像を見つけました~この年に★「鐘楼」補強工事?されていることがわかりました!調べてみるもんですね~
★鐘楼 (しょうろう)
宗教建築や都城にあり,時刻や緊急情報などを知らせるため鐘を設置した建物。★太鼓を置いたものは鼓楼という。高層とされることが多く,★重い鐘を支える補強の構造をもつ。仏教寺院では時刻や非常を告げる施設として必ず設けられ,鐘の響きは★功徳になるとされた。楼閣形式の実例は法隆寺西院に,袴腰(はかまごし)形式の例は大津市石山寺などにある。袴腰は中国の版築による高台形の楼台の外形を模したもので,古くは表面をしっくい仕上げとし,中世以降は下見(したみ)板壁を外装とした。簡単な四本柱のものは★鐘台とも鐘つき堂とも呼ぶ。楼門の上層に鐘をつる鐘楼門(奈良県長岳寺など)は平安後期からあった。
■中国/古都市の中心部に設けられ★鼓楼と並び立つ。鐘と太鼓とはもともと寺廟の殿内に置かれ,祭儀の順序を知らせるのに使われたが,のち外門の内側や両側に台を作り,上に★鐘楼(東)と鼓楼(西)とを立てて装飾とした。城壁都市の中央に鐘・鼓楼を設けたのは元代のころからである。北京では宮城の北に位置し,鐘楼は高さ33mの煉瓦造りの台上に立てられ,清代にはそこにつられた銅鐘を打って日没時刻を知らせた。
■日本/奈良時代の伽藍では ★経蔵 と東西に向き合うような形で建てられた。しかし平安時代以降になると伽藍での配置はさほど厳格ではなくなった。室町時代 になると、山門 と一体化し、★鐘門となった事例もある。鐘をつくことは★供養であるとされ、中宮寺の天寿国曼荼羅に入母屋造の鐘楼がある。その中には鐘が吊るされ、人が撞木でそれを撞くところが描かれている。