・・・★改修工事前にぜひ行っておきたい正式名称「大阪市立美術館」、中学時代から慣れ親しんだ美術館ですから、やっぱり「天王寺美術館」へ。
《大阪市立美術館》
543-0063大阪市天王寺区茶臼山町1-82/06-6771-4874
https://www.osaka-art-museum.jp/
大阪市立美術館は、市民が優れた美術文化に接する機会を提供し、生活に潤いをもたらすとともに、美術家の活動を助成し、広く大阪の文化振興に資することを目的として、昭和11年5月に開館しました。美術館は天王寺公園の中に位置していますが、その敷地は★住友家の本邸があった所で、美術館の建設を目的に庭園(慶沢園)とともに大阪市に寄贈されたものです。美術館は設立当初の本館と、平成4年に美術館の正面地下に新設した地下展覧会室からなります。地上3階、地下2階からなり、本館陳列室では、特別展やコレクション展を開催しています。
コレクション展では購入や寄贈によって集まった日本・中国の絵画・彫刻・工芸など8500件をこえる館蔵品と、社寺などから寄託された作品を随時陳列しています。これらの作品には国宝や重要文化財に指定された作品も多く含まれています。また地下展覧会室では、常時様々な美術団体が主催する展覧会を開催しています。本館地下には美術館に付設されている美術研究所があり、素描、絵画、彫塑の実技研究を行っています。
★大阪市立美術館は今秋より2年半に及ぶ改修工事に入ります。2025年春のリニューアルオープンでは、さすが大阪市の美術館はおもろいことしよる、と言っていただけるような姿で戻ってきたいと思います。
★華風到来「チャイニーズアートセレクション」
2022年4月16日(土)~6月5日(日)
大阪市立美術館は1936年5月1日に開館しました。2022年は86周年を迎えるとともに、秋から約3年間の大規模改修工事に入る予定です。長期の休館を前に、館蔵品による特別展を開催いたします。当館は、関西の経済界で活躍した阿部房次郎が収集した中国書画、山口謙四郎による中国の石造彫刻・工芸などを中心に、国内屈指の中国美術コレクションを所蔵していることが特色です。このほか工芸・仏画・近世および近代絵画といった日本美術にも、中国との関わりを多彩に示す当館ならではの作品が揃います。本展では、中国美術とその影響を受けた「華風=中国風」の日本美術を選りすぐって、中国文化の魅力と広がりをご紹介します。
・・・第一の目的は、島成園です。
★この展覧会は、全作品の撮影が可能です。(フラッシュ撮影および三脚の使用はご遠慮ください)
・・・今後、多くの展覧会・美術館が「撮影」を可能な限り許可する方向となり、アートがもっと身近で生活の中に浸透することを願います。そして、子どもたちが気楽に立ち寄れる美術館であってほしい。