・・・新ムシムシ工作、「マヨカップ」にアルミ缶を切って作った蝶々を入れると、なかなか可愛い。さて、「マヨカップ」の正式名称はなんだろう?
●「コップ」や「カップ」はオランダ語で「飲料を入れる容器」を意味する”kop“から来た言葉で、日本では取手のついていない容器のことを表します。元々はガラスでできたものを指していましたが、時代の流れともに材質を問わず、ガラス、プラスチック、紙でできた取手無しの容器のことを全てコップと呼ぶようになりまいた。「カップ」は、取手のついている容器のことを表します。「コーヒーカップ」とか「マグカップ」とか「カップ」が付いている物を想像するとわかりやすい。カップヌードルの容器には取手がついていないのに「カップ」が使われています。これはカップヌードルの発明者「安藤百福」が、アメリカで見た「アメリカ人がコーヒーカップにラーメンを入れて食べている姿」をヒントにカップヌードルを発明したためです。
●「アソートカップ」
アソート(Assort)とは詰め合わせの意味でとなりますが、物流業界では倉庫、物流センターで、商品を入荷や出荷する際に指定された通りに仕分けを完了させ、組み合わせて梱包することを意味します。アソートの「ソート」は「sort」=分類するという意味があり、そこに「as」と過去形を表す「ted」を付けることで「アソート」とされています。これらの言葉を組み合わせることで「分類した」という意味で使われています。「アソート」は動詞の「assort」が元となり、名詞型が「assortment」、形容詞型が「assorted」になります。
・・・「ビー玉むし」と同じ要領で「ナツメ球」を入れてみました。「ナツメ球」の言われは、もちろん「棗(ナツメ)」に似ているからかなあ?
●ナツメ(棗)はクロウメモドキ科の落葉高木で、果実を果物として、乾燥させ(乾しなつめ)、または菓子材料として食用にし、また漢方薬としても用いる。学名はZiziphus zizyphus またはZ. jujuba。英語ではJujubeまたはChinese date(中国のナツメヤシ)という。中国北部原産で非常に古くから栽培されてきた。庭木や街路樹としても用いる。花は淡緑色で小さく目立たない。★果実は核果で長さ2cmほどの卵型、熟すと赤黒くなり次第に乾燥してしわができる(名の通りナツメヤシの果実に似る)。核には2個の種子を含む。同属は多く熱帯から亜熱帯に分布し、ナツメ以外にも食用にされるものはあるが、ナツメが最も寒さに強い。欧米には19世紀に導入されキャンディ(当初はのど飴)の材料として使われるようになった。また葉に含まれる成分ジジフィンZiziphinは、舌で甘味を感じにくくさせる効果がある。新芽が夏に出るので、なつめと名付けられています。
●茶器にも「棗」がある。抹茶を入れるのに用いる茶器の一種。木製漆塗りの蓋物容器で、植物のナツメの実に形が似ていることから、その名が付いたとされる。濃茶用と薄茶用がある。なお、濃茶を入れる陶器製の茶入(濃茶器)に対して、薄茶を入れる塗物の器を薄茶器(薄器)といい、棗はこの薄茶器の総称として用いられる場合も多い。
●販売名「ナツメ球」「ベビー電球」(東芝など)「小丸電球」(パナソニックなど)
●常夜灯。昔の照明器具の輝度の単位でロウソクの炎2つ分の輝きという意味で「二燭光」。
・・・そもそも「ナツメ」をたべたことがない、ぜひ食してみたい。