・・・熊取町に来るごと「煉瓦館」には立ち寄るようにしています。それほど、気に入っているスポットなのです。
《熊取交流センター「煉瓦館」》
590-0415泉南郡熊取町五門西1丁目10-1/072-453-0391
https://www.town.kumatori.lg.jp/shisetsu/rengakan/
煉瓦館は平成17年11月に開館しました。この建物は昭和3年頃に建設された綿布工場を保存再生したもので、レンガ壁は建設当時のものをそのまま活かし、のこぎり屋根を再現するなど工場の雰囲気を残しながら、近代化遺産として後世へ継承するべく、煉瓦館として新しく生まれ変わったものです。生涯学習をはじめ、芸術文化活動や歴史体験学習、軽スポーツなど、幅広い活動に利用できる施設です。元々綿布工場としては、明治後期に現在の公園部分に旧工場(紺屋工場)が設立され、その後昭和初期に川を挟んで現在残っている新工場(五門工場)が増設されたもので、敷地面積約20,000平方メートルの広大な土地に、工場のほか、宿舎や食堂などが併設されていました。明治期に建てられた旧工場は取り壊されましたが、煉瓦館となっている新工場は、木造の事務所棟、煉瓦造の倉庫棟(現染め工房からレストラン部分)、汽かん室、東側と西側に分かれる本体工場部分から構成された大工場群を形成していました。これら建物の内、旧汽かん室、旧事務所棟、旧受電室の3棟は町指定文化財となっています。平成4年に工場としての役目を終えることになりましたが、一部は町指定文化財として、また平成18年には経済産業省の近代化産業遺産、平成21年には大阪ミュジーアムの登録物に認定されるなど、地域文化の発信基地、生涯学習の拠点など地域のシンボルとして、新たな命が吹き込まれました。
《参考》「青天を衝け」と煉瓦館(「熊取劇場」)新大阪物語(966)より
https://ameblo.jp/kazu3wa1192/entry-12656045201.html
大阪の南部熊取町(大阪府泉南郡)。堺以南の泉州地域でも大阪紡績についで、大きな工場が誕生。そのひとつ小さな田舎町の紺屋に★中林綿布工場ができる。(明治40年・1907年、町の人口約5000人)新工場を建設した中林綿布工場(昭和3年)は従業員438人を有し、昭和10年には4工場(紺屋・佐野・佐野川・中内)あわせ約2700台の織機が稼働し、平成4(1992)年に閉館する。現在紺屋の綿布工場跡地にその外観を残し煉瓦館(熊取町交流センター)がある。
★「旧中林綿布工場保存活用調査報告書」(電子図書館)/日本財団図書館より
https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1998/00414/mokuji.htm
《NEWS》2019.10.17奈良の声より
河合隆三さん個展開幕/奈良市都祁白石町にアトリエ構える彫刻家
於:茨木市立川端康成文学館で31日まで
大阪市住吉区出身で、奈良市都祁白石町にアトリエを構える彫刻家、河合隆三さん(81)の個展が17日、大阪府茨木市上中条2丁目の同市立川端康成文学館で始まった。存在感のある少女像など、木彫や石彫の計16点が来場者を魅了している。31日まで。入場無料。河合さんは青年時代、イタリアの巨匠、ペリクレ・ファッツィーニに師事し、帰国後、精力的に公共空間などを飾る作品を発表してきた。人気彫刻家の籔内佐斗司氏が十代のころ、河合さんがデッサンのアドバイスをしたこともある。父の芳男さんも彫刻家で、二科などで活躍したが、ニューギニアで戦死した。静かな制作環境を求め、奈良県都祁村(当時)にアトリエを構え、暮すようになったのが1995年。斬新な設計のアトリエが注目され、建築雑誌が取材を申し入れたところ「阪神大震災の直後なので晴れがましいことは控えたい」と断った逸話を残す。村は2005年、奈良市に編入合併する道を選択し、廃村のモニュメント制作を河合さんに依頼した。久しぶりの個展となった会場には、古い友人らが続々と駆けつけ、最新作の木彫「掃晴娘」などの意欲作に見入っていた。河合さんは「掃晴娘はほんの2、3日前に完成した。この造形をさらに発展させて制作したい」と話している。
《くまとりだんじりミュージアム》
熊取町の伝統行事であるだんじり祭りを、★70周年記念にあわせてこれまで以上に盛り上げるとともに、YouTubeを活用した町内外への発信を行うことで、熊取町の魅力を新発見・再発見してもらうきっかけとするため、(1)だんじり関係資料の展示や、(2)だんじり紹介の動画を作成します。
★令和3(2021)年、今年は町制施行70周年の記念の年です!
https://www.town.kumatori.lg.jp/kakuka/kikaku/seisakukikaku/kurashi/kinenjigyou/index.html
熊取町では、昭和26年11月3日に町制を施行し、今年は70周年記念の節目の年を迎えました。この記念の年を町民のみなさんと祝うとともに、これまで先人が築いてきたわが”まち”を改めて知り、感じることで、さらなる愛町心を高め、確かな未来への夢や希望を育む機会とします。
・・・70周年おめでとうございます!