・・・こういうことって、あるんですねえ。8月に予定している主題派第55回「大作展」のテーマが★「不変」、そして先ほど届いた第48回「現代美術~茨木2021展」のテーマが、「マスキング・スケ-プ~★変わり続ける視点の法則」なのです。
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/koho/kohohtml/2104/04/21.html
「マスキング(覆い隠す)」と「スケープ(風景)」を組み合わせた造語です。一見ばらばらに見える特集作家3人の作品には「隠された風景」がある。本展は、新型コロナウイルスの影響により開催が1年延期された。その間、新しい生活様式によってマスクの着用が求められ、アクリルやビニールでマカキングした空間が生まれ、平面的なオンライン上でのコミュニケーションが定着した。現実の風景が「マスキング・スケープ」となった今、作家や鑑賞者の世界や作品を見る視点はどのように変わったのか、いま明らかになる。(平田剛志)
【平田剛志】(美術批評)
1979 東京生まれ
2004 多摩美術大学美術学部芸術学科 卒業
2014 立命館大学大学院先端総合学術研究科修了(専攻:近現代美術史、視覚文化論、吉田初三郎の鳥瞰図)
2006/4-2009/3 学校法人了徳寺大学芸術学部美術学科 助手
2008/11-2011/11 株式会社テラカロンカロンズネット事業部 編集長
2012/4- 独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館学芸課 研究補佐員
2013年にスライドショーを新たな作品発表の形式として模索・研究するためにスタディーイベント「SlideShowStudies(SSS)」を開始。これまでに中島麦、山口和也、宮本博史、大洲大作によるスライドショーイベントを行った。2015年には、スライドショーから派生する「光」について、写真、映像、インスタレーション作品を通じて考察する展覧会「光路」を開催した。
・・・正直、コーフンしています。この正反対に見えるテーマこそが、私のテーマとなると考えるからです。
・・・ただ、「緊急事態宣言」の状況によっては中止になる可能性もありますので、心配です。