《奈良大学》
631-8502奈良市山陵町1500/0742-44-1251
奈良大学は、1969(昭和44)年、世界的視野に立ち社会に貢献する人材の育成を目指す学府として開学した。 文学や歴史、地理、文化財、人間や社会を切り口にして、文学部ならびに社会学部、大学院文学研究科・社会学研究科、通信教育・★文学部文化財歴史学科の設置など時代の要請に応えて、独自で確かな教育と研究を推進している。文学部(4学科)と社会学部(2学科)および、通信教育部(1学科)と大学院(2研究科)を設置する。
《令和館》設計★久米設計
https://www.chuwa-hdg.jp/works/697
これまでの50年で築きあげた学びの礎と、これからの新しい学びの形を発信する、知の結節点として、令和館が生まれました。一般開放しつつ、新しい学びの場として、セミナールーム、グループワークスペース、オープンプレゼンスペースを設置。
・・・久米設計は、2020年7月12日オープンした「国立アイヌ民族博物館」も設計している。
https://ainu-upopoy.jp/facility/museum/
★木造四天王像(持国天像、増長天像、広目天像、多聞天像)は、大和郡山市の額安寺に伝来し、平成17年に本学が譲り受けました。阪神・淡路大震災(平成7年)で被災し、破損していた四天王像を、関根教授(★文学部文化財学科教授・日本美術史)が中心となり、仏像修復技術者山口正芳氏のもとで解体修理と台座の補作を行いました。四天王像は、明治の廃仏毀釈の際に寺を離れたと推定され、このたび、喜光寺へ約150年ぶりにさとがえりをする運びとなりました。喜光寺での「さとがえり公開」後は、今秋完成する「令和館」のエントランスホールにて、四天王像を常設展示します。
●令和館特別展示企画
奈良大学令和館2階にて奈良大生の作品を展示中です。書道部、美術部、写真研究会の3団体による合同企画で、会期は2020年4月まで。期間中は、定期的に作品を入れ替えますので、何度でもお楽しみいただけます。皆さまぜひご覧ください。
★「奈良大学博物館」
http://www.nara-u.ac.jp/museum/
当館は奈良大学が収集した学術資料の公開施設として、また学内共同の教育研究施設として2007年に開館しました。約5000点の美術・考古・歴史・民俗資料を収蔵し、年3回、企画展を開催しています。常設展示コーナーでは奈良時代に流行した乾漆像や塑像、押出仏の制作工程を紹介。博物館学芸員資格の取得をめざす学生の実習の場としても活用されています。
●「富山市・長松山本法寺蔵」法華経曼荼羅図の世界―描かれたくらし―
2020年9月19日(土) ~ 2020年10月30日(金)
http://www.nara-u.ac.jp/museum/exhibition/entry/post-39.php
富山市・長松山本法寺蔵「法華経曼荼羅図」(重要文化財)の高精細画像を原寸大複製と部分拡大図で展示します。原本は、鎌倉時代末期制作で、縦約190㎝、横約127㎝の大幅で、かつ22幅で一具という類例の無い作品です。『法華経』二十八品の内容が描かれていますが、お経の内容よりも、人々の営みに注目しました。お寺を建てるために材木を運び、板を削り、棟上げするところ、仏像や絵像を造るところ、舞楽を奉納するところ、田起し、田植え、稲刈り、牛馬の世話、井戸掘り、柴刈り、水くみ、狩猟、漁労、商い、薬を作るところ、そして、今の銭湯や温泉のように、湯船に浸かっているところ。今回の展示は、美術史の立場からばかりではなく、歴史学や民具研究、石造物研究など、さまざまな立場から関心を寄せていただければ幸いです。
・・・大学ミュージアムは基本無料だし、大学キャンパスを歩くだけでも「若返る」のです。ありがとうございました。