エキスポ(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

★2025年大阪・関西万博のロゴマークが決定しました/経済産業省より

https://www.meti.go.jp/press/2020/08/20200825006/20200825006.html

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、本日、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)のロゴマークを選考する最終選考委員会を開催し、最優秀作品を決定しました。大阪・関西万博は、一人一人が参加し、共創し、皆さんで作り上げていく万博です。このロゴマークが、世界各地で多くの人から親しまれるシンボルとなるよう、今後、本作品を公式ロゴマークとして、大阪・関西万博の周知と更なる機運の醸成に活用していきます。

《コンセプト》踊っている。跳ねている。弾んでいる。だから生きている。大阪・関西万博。1970年のデザインエレメントをDNAとして宿したCELLたちが、2025年の夢洲でこれからの未来を共創する。関西とも、大阪府ともとれるフォルムを囲んだメインシンボルだけでなく、CELLたちは、文字や数字を描きだし、キャラクターとしてコミュニケーションする。自由に。有機的に。発展的に。いのちの輝きを表現していく。

 

 

《NEWS》2020.8.25日本経済新聞より

大阪万博ロゴ決定/制作者「70年万博のDNA表現」

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体「日本国際博覧会協会」は25日、アートディレクター★シマダタモツ氏(55)ら「TEAM INARI」の6人の作品を公式ロゴマークに選んだと発表した。「いのちの輝き」をテーマに★「セル(細胞)」を意識した赤い球体をつなげたデザイン。シマダ氏は「1970年万博のDNAを表現した」と説明した。シマダ氏は大阪市内で開かれた記者会見で「選ばれて本当にびっくりしている。万博の顔になるなんて思っていなかったが、最高にうれしい」と涙ぐんだ。シマダ氏は大阪出身。70年大阪万博のシンボルで、岡本太郎氏がデザインした★「太陽の塔」を会場で見て強く印象に残ったという。「岡本さんには足元にも及ばないが、当時のDNAを表現できないかと突き詰めた」(シマダ氏)ロゴマークは形が異なる細胞をつなげることで、1つの生命体を表現。目のように見える5つの点は、5枚の桜の花びらをデザインした70年万博のシンボルマークから着想を得たという。中央の楕円は大阪府や関西圏を描いている。シマダ氏は「細胞を組み替えて、文字や数字を表現するなど変化させるのが面白い」と話す。協会は19年11~12月にロゴマークを公募。建築家の安藤忠雄氏を座長とする選考委員会が8月上旬までに、5894作品から5作品を選んで公表していた。一般からインターネットなどで募った意見も参考に、選考委が最終決定した。今春に発表予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。会見では協会の石毛博行事務総長が安藤氏のコメントを代読。「左右対称ではない大阪らしい楽しさがあり、良い『違和感』もある」と評価した上で、「ロゴマークという枠組みを超え、コロナという枠組みも超えて、新しい世界を切り開くものになってもらいたい」と願った。20年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムを巡っては、デザイナー作成のエンブレムがベルギーの劇場のロゴに似ていると指摘され、撤回して選び直しとなった経緯がある。協会は選考委が絞った5作品について、弁護士事務所に委託して日本を含めた186カ国で著作権や商標登録を調査。5作品と類似したデザインがないことを確認したという。大阪・関西万博は25年4月13日~10月13日に大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま、同市此花区)で開催。150カ国から来場者約2800万人を見込み、経済波及効果は2兆円を想定する。

https://www.expo2025.or.jp/

 

 

【シマダタモツ】嶋田保(1965~)TEAM INARI

534-0024大阪市都島区東野田町 1-1-4I.B.Cビル2F/06-6532-1608

556-0023大阪市浪速区稲荷1-8-11井原木材倉庫2F/06-6563-6266

http://www.shimada-d.com/

1965年、大阪生まれ。松江寛之デザイン事務所などを経て、1992年に嶋田デザイン事務所として独立。2004年に有限会社シマダデザインを設立。各種メーカー、公共イベント、店舗など、さまざまな分野のグラフィックスを手がける。2001年 全日本DM大賞金賞、2002年 日本産業広告総合展銀賞、2003年 ディスプレイデザイン大賞/朝日新聞社賞、2004年 NYfestival金賞、2009年 全国カタログ・ポスター展カタログ部門経済大臣賞/金賞/審査員特別賞、NYADCポスター金賞、NYADC図録金賞2010年 NYADCポスター銅賞、竹尾賞審査員賞、他受賞歴および入選歴多数。

《NEWS》2020.8.26niftyニュースより

ロゴが発表されるとインターネット上で大きな注目を集めた。「シンプルで洗練されている」などの高評価がある一方、他の候補作などと比べて「なぜこれを選んだのか」「申し訳ないが生理的に受け付けない」などの声も多く上がった。また、ツイッターでは「コロシテ」がトレンド入り。「コロシテ」とは、アニメなどで元は人間でありながら改造などで変形したキャラクターが発するセリフのことで、このロゴがそうしたキャラに似ていると感じるユーザーが多かったようだ。一方、中国のネットユーザーからは“あるもの”に似ているという声も。それは、中国でポータルサイトや「中国版ツイッター」と呼ばれる「新浪微博(ウェイボー)」などを運営する企業・新浪(SINA)のロゴだ。同社のロゴは「赤い縁取りの目」のようなデザイン。「なんか新浪のロゴに似てるな」「新浪がデザイン費をいただきます」といった声が複数寄せられた他、新浪のロゴの絵文字を五つ並べて五つの目にし、似ていることをアピールするユーザーもいた。さらに、「これは何だろう。目が生えた大腸?」「『寄生獣』を思い出した」「伊藤潤二(日本の漫画家)の作品っぽい」「他の四つの候補はどれもかっこいいのに…」との声や、最近、米国を中心とした5カ国(米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランド)による機密情報ネットワーク「ファイブアイズ」に日本が加わる可能性が報じられていることから、「ファイブアイズ加入を暗示しているのか?」とのコメントも寄せられている。

 

・・・賛否両論、喧々諤々は「注目」「関心」の高さ、宣伝効果抜群ということでしょう。

http://www.pref.nara.jp/36939.htm

そう言えば「せんとくん」の時もすごかった。ちょっと「キモイ」「キモカワ」が、今のトレンド?とにもかくにも「セル」と言えば、

 

《参考》ドラゴンボール「セル」Wikiより

ドクター・ゲロのコンピュータがバイオテクノロジーによる★クローン技術を応用して合成製造した人造人間。ドクター・ゲロは戦闘の達人たちの★細胞を集めて合成させた人造人間の研究を始めたが、時間がかかりすぎるために直接の製造を断念し、その後はコンピュータが作業をそのまま休むことなく継続したことにより完成した。蜂のように小さい虫型のスパイロボットがコンピュータにデータを送るついでに戦闘の達人たちの細胞まで集めており、孫悟空、ベジータ、ピッコロ、フリーザ、コルド大王と、数種の生物の細胞を組み合わせて造り出された。アニメでは、『Z』144話や『改』70話でクリリンが「なんでこんな奴から悟空や天津飯たちの気を感じるんだ」と発言しており、『Z』と『改』でセルは四身の拳を使用して、『Z』178話で四身の拳を目前にしたヤムチャは「セルの野郎、天津飯の細胞も採取していたのか」と発言している。『Z』145話では、クリリンがゲロの地下研究所で胎児状態のセルを見て「こいつが武道の達人たちの細胞を集めた奴か。俺や悟空のも入ってるんだ。★見るのも忌々しいぜ」と発言している。種族としての分類は地球人。悟空、ベジータ、ピッコロの細胞は、サイヤ人の地球襲来時に3人が戦闘不能になった時にドクター・ゲロの虫型スパイロボットが採取。フリーザとコルド大王の細胞は、この親子が地球襲来時に戦闘不能になった時に同様に採取。彼らの細胞が組み込まれているため、その能力・技を使うことができる。フリーザ親子を除き、悟空たちがナメック星に行く前までのデータしかないため、それ以降に悟空たちが習得した技などは使えなかったが、完全体になった後で悟空の瞬間移動は会得した。★虫をモチーフにしてデザインされ、卵から生まれて★脱皮・成長する部分も虫がモデルになっている。名前の由来は細胞を意味する英語「cell」。作者の鳥山は、どんどん人間を★吸収して変化していくという意味合いで付けたと語る。アニメでは、ドクター・ゲロの最終目的は究極の武道家を生み出してゲロ自身が宇宙を支配することにあり、そのために自分が作られたとセルが回想している。悟空とベジータのサイヤ人としての★増強能力、ピッコロのナメック星人としての★再生能力、フリーザとコルドの一族としての冷酷さなど、全てゲロが求めていたものだったという。

 

・・・今回のロゴマークも様々なものを「合成」して生み出されたと考えれば、いろんな見方ができて当然でしょう。そして「吸収」して「変化」していくことが重要なカギでしょう。

 

 

《寄生獣》(★Parasyte)

岩明均による日本の漫画。『モーニングオープン増刊』(講談社)にてF号(1988年)からH号(1989年)まで全3話の中編作品として連載された後、続きの第4話以降が『月刊アフタヌーン』(同)に1990年1月号から1995年2月号にかけて連載された。謎の寄生生物ミギーと★共生することになった高校生・泉新一の数奇な運命を描く。

 

・・・アカデミー賞をとったのも「パラサイト」でした。

 

★映画『パラサイト』(半地下の家族)

http://www.parasite-mv.jp/introduction.html

監督:ポン・ジュノ/彼らは★初めから“寄生虫”であったわけではありません。彼らは私たちの隣人で、友人で、そして同僚だったのにも関わらず、絶壁の端に押しやられてしまっただけです。避不能な出来事に陥っていく、普通の人々を描いたこの映画は「道化師のいないコメディ」「悪役のいない悲劇」であり、激しくもつれあい、階段から真っ逆さまに転げ落ちていきます。この止めることのできない猛烈な悲喜劇に、みなさまをご招待いたします。

 

 

・・・「寄生」「再生」「共生」・「合成」「構成」「複成(複製)」など考えながら、今回のデザインの出発点となった「太陽の塔」を見に行きましょう。

 

 

・・・これまで何度も何度も観てきた「太陽の塔」ですが、内部見学はじめてです。今回のロゴマークのことが、いいきっかけになりました。