・・・やはり古来の文様も調べておかなければ、
《渦文様・渦巻文様》粋屋より
http://www.ikiya.jp/crest/nature/uzumaki.html
文字通り渦を巻いている状態がつながっている文様です。★水は昔から人間の生活とは切り離せないもののためか、日本だけでなく世界中で古くから見られる文様です。渦文・渦巻文自体は幾何学文様ですが水や流水の表現に使われることが多いです。
・・・「渦」って言えば、やっぱり「水」「泉」「川」「海」ですね。生活と直結、「いのち」そのものかもしれません。
●「渦模様」の由来と縁起/Doccaより
https://do-cca.com/2019/04/11/11397/
円や弧がたくさんあつまって出来ている渦は、とても原始的な模様です。螺旋を描く巻貝や植物のツタ、蝶の触角、海や川に現れる水の渦などからインスピレーションをうけたのでしょう、古代の人間が壁画や土器に描いてきました。見ていると★吸い込まれそうになる「渦」は、永遠やパワーをイメージする模様として使われてきました。縄文式土器にたくさんの渦を見ることができます。弥生時代、祭祀に使われたとされる★銅鐸にも渦巻き模様が見られます。英語ではスパイラル、またはボルテックス。スピリチュアルな業界では、エネルギーの根源という意味でボルテックスという表現を使っています。
・・・「紋様こそ銅鐸最大の魅力」と言われています。
《NEWS》2013.8.17日本経済新聞より
国宝の銅鐸に渦巻き模様/64年に神戸で出土
1964年に神戸市灘区桜ケ丘町から出土した弥生時代中期の国宝の銅鐸をコンピューターを使って解析したところ、肉眼では不鮮明で確認できなかった★渦巻き文様(装飾用の図柄)があることが分かった。共同調査をした九州国立博物館(福岡県太宰府市)と神戸市立博物館が17日、発表した。文様が見つかったのは高さ31センチ、重さ2.6キロの「桜ケ丘12号銅鐸」。神戸市立博物館の橋詰清孝学芸員は「さびや摩耗でこれまで文様がほとんど確認できず、謎が多かった。文様構成を知ることで研究の一歩を踏み出せる」と話している。両博物館によると、エックス線CTスキャンや3次元計測器で銅鐸を解析したところ、表面に渦巻きのような模様を4つ描いた「四頭渦文(しとうかもん)」があり、その下には弧線を重ねて半円状にした文様が見つかった。反対側の表面にも渦巻き文様が見られるなど、全面に多彩な文様が施されていた可能性が高く、今後詳しく調べる。神戸市の出土地からは64年12月、銅鐸14個や武器の一種・銅戈(どうか)7本がまとまって発見された。シカや鳥、弓を持つ人などが描かれている銅鐸もあり、70年に一括して国宝指定された。
・・・リニューアルした「神戸市博物館」に行きた~い。




