スケルトン(6) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・透明ということでは、「ガラス」をはずすわけにいきません。前回と同じく高校時代、体育館倉庫に使ったあとのマットを友人と片付けていた時のことです。結構重いのでマットを積み上げるために勢いよく放り投げたのですが、バランスをくずして運悪く窓に激突。左手首をザックリ、救急車で運ばれるという大怪我でした。

http://www.aeba.or.jp/surgery/

出血による貧血状態でしたが、幸い10針ほど縫う程度で済みました。今でも、青春の傷跡が残っています。

 

 

・・・危険なガラスではありますが、その美しさは他に類をみません。ということで、「ガラス細工」に挑戦したこともあるのです。

 

 

【礒野昭子】

http://iso.cx/

1995~トンボ玉という形態でのガラス作品制作を開始

1999 NHK おしゃれ工房に作品協力

2001~2005 ART HOUSEにて「とんぼ玉二人展」

2002~2006 地元和歌山にて空店舗を利用したコラボ展を企画

2003 朝日現代クラフト入選

2005・2007 東京青山のグラスギャラリーカラニスにて個展

2006 アリゾナ州ビーズミュージアム主催Trajectoriesに入選

2006・2008 大阪上本町ギャラリーKoyodoにて個展

2009★大阪府立弥生文化博物館「とんぼ玉100人展」ポスターに作品採用

2010 大阪ART HOUSEにて 「ウォータードラゴンのたからもの」

 

・・・「とんぼ玉」とりわけ「カエル」に心奪われて、まずは「100人展」へ。

 

 

《とんぼ玉100人展》大阪府立弥生文化博物館

594-0083和泉市池上町4丁目8−27/0725-46-2162

2020年6月27日~9月27日

http://www.kanku-city.or.jp/yayoi/

ガラス工芸のなかでも、ひときわ繊細な輝きを放つとんぼ玉。本展では、瑞瑞しい感性と確かな技術に裏打ちされた現代作家たちの作品を一堂に集め、展示する。

 

・・・毎年恒例の「とんぼ玉展」、今年も「カエル」がいます。弥生文化博物館はちょっと遠いのですが、こういう機会を利用して行くようにしています。さらに、

 

 

《佐竹ガラス》

594-0005和泉市幸二丁目11-30/0725-41-0146

http://www.satake-glass.com/

★「登録有形文化財」20010424

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/115034

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/178376

市中心部に位置する。敷地内に住居建築と工場が混在し、木造2階建、入母屋造の主屋は、敷地南端の角地に位置する。白漆喰と繊細な縦格子からなる1階正面と、平側に文様をあしらった虫籠窓を穿つ黒漆喰壁面からなる2階部で、外観を形成する。

 

・・・前々から見学したいと思っていて、ようやく念願かなったわけです。いろいろお話を聞かせていただいているうちに、あるガラス工房を紹介され帰り道に立ち寄りました。

 

 

《ガラス工房「邦」》

594-004和泉市王子町3丁7番11棟102号/090-5962-3238佐野邦巳子

http://blog.livedoor.jp/garasukoubou_kuni/

伝統的な網目細工の技法を受け継いでおられる佐野邦巳子さんのガラス工房。灯油バーナーの炎と太目の佐竹のガラス棒を自在に操り、ほとんど道具らしい道具も使わ­ずに、まるで編物でも編むかのようにリズミカルに動く両手から立体的なカタチが形成さ­れていく様は魔法のようです。

https://www.youtube.com/watch?v=VwOyP3kDScw

 

・・・何回か通わせていただきましたが、なかなか手強くて頓挫してしまいました。

 

参考《網目細工》「山野ビードロ工房」

594-0005和泉市幸2丁目5-30-104/0725-44-2973

http://www.lampwork.org/work/yamano.html

 

 

《NEWS》2005.3長崎新聞より

長崎県教委は3月28日、長崎市立山1丁目の長崎奉行所跡周辺から、18世紀前半に長崎で製造された「ポッペン」と呼ばれる玩具など国内最古の吹きガラス製品が出土したと発表した。「製造年代を絞り込むことができ、中国から長崎に伝わったとされる吹きガラス生産の歴史を裏付ける貴重な資料」としている。今回出土した「ポッペン」は、一部が割れて失われた状態で旧知事公舎近くの排水溝跡から見つかった。残存部の長さは8・8センチ。息を吹き込むと「ポコン、ポコン」と鳴る玩具で、喜多川歌麿の浮世絵版画にも描かれている。文献や成分分析から、長崎奉行所の建て替えが始まった1715年以前に製造された可能性が高く、国内製吹きガラスとしては最古級。当時、ガラスは「びいどろ」と呼ばれ、現存する「長崎びいどろ」の中でも最も古い。長崎県教委によると、長崎で吹きガラス製造が始まったのは17世紀後半。これまで、1714年の箱書きがある四段重の器(神戸市のびいどろ史料庫蔵)が、年代が分かる最古の国内製吹きガラス製品とされていた。このほか、「ポッペン」と同時期に製造されたとみられる「長崎びいどろ」の杯やふた付きの器の破片数点も出土。県教委が2002年7月から2004年12月にかけて行った長崎歴史文化博物館建設に伴う発掘調査で相次いで見つかった。今回の出土品は、29日から県立長崎図書館で展示する。

 

・・・そう言えば、「ビードロ」や★「グラスアイ」を作っておられるガラス工房を見学させてもらったなあと、思い出しました。昔から「ガラス」には興味津々だったということです。