・・・制作全般に関わる内容は「新・戯・材」ブログに掲載していますが、積極的に新しい素材を使うことを心掛けています。今回の「蚊遣り豚」においても同様です。
《形状保持樹脂》
コテイシーナTP TP24 形状保持樹脂 ・創造材・芯材・造形材用材料・自作抜き型・仮枠・立体テープ文字 (24.0)
◆形状保持樹脂、立体テープ文字、スネークフォント、テープライトの下地にも使えます、創作材、創造用材、芯材、造形材、動画、縫いぐるみ芯材、人形芯材、可変芯材、可とう芯材、間接材です。
◆特殊用途では「現場優先」と言う名称の腕巻メモ用の素材となっております。自己製作にはこの素材をお薦めします。同上加工してお送りするには加工費が掛りますので、カンどころの説明としては丸い棒等に巻き付けるように曲げ癖をまんべんなく付けます。30Φで一回15Φで一回順番に細くする事と両端から曲げ癖を付ける事で作れます。
・・・「蚊遣り豚」のポイントとなる「巻き取り鍵」部分をどのような素材で作るのか、結構あれこれ考えました。実際には金属が使用されています。
《参考》「缶の素材」/mr.kansoウェブより
https://www.cbshop.jp/contents/susume-what.php
缶の素材は、日本では主に2種類あります。・アルミ缶:アルミニウム製・スチール缶orブリキ缶:鉄製。食品に使われている缶は、本体がスチールで蓋(ふた)がアルミという組み合わせが主流です。最近では、缶詰を開ける時や中身を取り出す時、また、缶を洗浄する時に、缶詰の蓋や本体で ケガをしにくくする為の安全な開口部構造(セーフティー構造)にされているものが多くなっています。
・・・ある程度ハリ(弾力)のある素材が好ましいということで、今回はじめて「形状保持樹脂」を使ってみることにしました。身近なところでは、「マスク」の鼻に沿って曲げる部分「ノーズワイヤー(ノーズフィッター)」などに使用されています。言うならば、最新流行の素材ということです。
・・・今回は、少し太めのテープを購入しました。
・・・缶詰に見立てての「蚊遣り」ですから、やはり缶詰の中身「コンピーフ」を造形する必要があります。一般に「蚊取線香」はミドリですが、今回は天然除虫菊使用の線香★「薄茶色」を使用します。
《参考》、天然除虫菊「金鳥の渦巻」KINCHO(大日本除虫菊株式会社)より
蚊取り線香に使われている成分は、除虫菊や木粉などの粉末をベースとした100%天然植物原料。★着色料や香料も使用していません。100%天然植物成分は刺激が少ないため、居住空間でも安全に使用できるのが特徴。小さなお子さんやペットのいる家庭でも安心して使えます。
・・・他のメーカーにおいても、「天然」をアピールするため、着色料を使用せず「薄茶色」を基本にしています。ただ、表現色名がいろいろです。
●蚊取り線香「菊精渦巻」復刻版/どこか懐かしい★草の色をしています
・天然除虫菊を使用した天然成分100%の昔ながらの蚊取り線香。
・煙が柔らく人にやさしい!アトピーの人や赤ちゃん、お年寄りにも。
・有効成分は国産の除虫菊だけ、その他の原料も全て植物性。人や温血動物には害をなさず、甲殻類や昆虫の神経をマヒさせる天然の蚊除け成分ピレトリンを利用した正統派蚊取り線香です。
・化学合成の殺虫成分を使わず、大正8年の発売から変わらぬレシピで現在も作られています。
・防除用医薬部外品です。
●紀陽除虫菊「天然蚊取り線香プレミアム夕顔 (防除用医薬部外品)」★自然由来のベージュ色
・天然除虫菊を配合した効き目の速い、優れた殺虫力のある蚊取り線香
・老舗ブランド106年目の高級ライン
・除虫菊の粉末、それを固めるタブの木の粉やトウモロコシのでんぷん、和歌山特産のみかんの皮などを配合
・蚊取り線香「夕顔」シリーズは昭和10年から人々に愛用されてきたロングセラー商品
●蚊取り線香「菊花」/天然素材100%で作った★薄茶色の蚊取り線香
・・・やっと「薄茶色」と表現してくれているメーカーを発見して、ホッ。
・・・続いて、缶から出して切り取った「コンビーフ」を表現するにあたり、「レジン」で「蚊取線香」を固めて造形することにしました。うまくいくかどうか?とにかくやってみます。