・・・いろいろな思い・考え方があるのはわかっているんですが、結論を出すことの難しさ。
《NEWS》
●2020.5.16朝日新聞より/五輪エンブレムがコロナ「露骨すぎ」「風刺利いてる」
日本外国特派員協会の会員向けの月刊誌「NUMBER1 SHIMBUN」の4月号の表紙が賛否を呼んでいる。東京オリンピック(五輪)の大会エンブレムを、新型コロナウイルスに見立てたデザインを掲載。ツイッターでは「露骨すぎ」「風刺が利いている」などの声が上がってる。 月刊誌は毎月1日に発行され、協会のウェブサイトでも全文を公開している。4月号は新型コロナの特集号だった。表紙のデザインは五輪のエンブレムに似た図柄で、新型コロナを意味する「COVID―19」の文字が記されている。このデザインについて、ツイッターなどでは「オリンピック中止しろとの皮肉ですかね。露骨過ぎてセンスが良いとは思えません」と批判的な投稿がある一方、「秀逸なデザイン」との書き込みもあった。 表紙をデザインしたのは東京在住の英国人デザイナー★ポセケリ・アンドリューさん(58)。新型コロナに関する情報が日々変化するなか、「いま、何が起きているのか」をインパクトある形で描いたという。麻生太郎副総理の「呪われたオリンピック」発言や、五輪延期が発表された後に日本国内の感染者数が急増したことへの疑問にも着想を得たという。
【アンドリュー・ポセケリ】Andrew Pothecary
英国出身。日本在住歴14年のフリーランスグラフィックデザイナー。書籍、広告、エディトリアルデザインなど、印刷物のデザインを幅広く手がけている。雑誌『J@pan Inc』のために来日、英国に帰国後、『The Daily Telegraph』(デイリー・テレグラフ)/『The Sunday Telegraph』(サンデー・テレグラフ)に参加。商業部門のアートディレクターに就任し、4年間勤務する。2006年にフリーランスデザイナーとして再度来日、日本に移住する。
https://andrewpothecary.com/logo.html
★東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ロゴデザインを提案するも採用されず。
●2020.5.19デイリースポーツより/東京五輪コロナロゴで波紋の外国特派員協会、アクセス殺到でHPがダウン
東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、日本外国特派員協会(FCCJ)の月刊誌の4月号で、東京五輪の大会エンブレムと新型コロナウイルスのイメージを掛け合わせたデザインが掲載されたことに対して、FCCJに取り消しを申し入れたことを明らかにした。多くのメディアがこの件を報じると、21時半過ぎ、外国特派員協会のホームページは、全く繋がらなくなり、ダウン状態に陥った。アクセスが殺到したものとみられる。月刊誌「NUMBER 1 SHIMBUN」4月号に掲載されたデザインは、野老朝雄さんが手がけた市松模様のエンブレムが円形に並んでおり、下に新型コロナウイルスを指す「COVID-19」の文字が記されている。この日、インターネットでの会見に応じた組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「新型コロナウイルスによって、世界中で人命、経済、人々の生活に多大な被害がもたらされている中で、これを大会の象徴であるエンブレムと関連づけたデザインを会報誌の表紙やウェブに掲載したことは誠に遺憾。大会エンブレムに依拠したデザインであることも明らかであり、著作権法上の著作権の侵害にもあたると考えている」とし、「FCCJに対しては先週、口頭で取り下げを求めた。月曜日にメール、本日には英文でのメールも送付している」と明らかにした。そして「多くの人々の感情への配慮を欠いた行為。大会をめざす世界のアスリートに対する配慮も欠いた行為と考えている。FCCJは自らの品位もおとしめる行為」と語気を強めた。法的措置については「回答を待つ。そこに尽きる」とした。海外メディアも同件を速報し、AP通信は「組織委が激怒した」と、報じた。
●2020.5.19Ksat.com/Tokyo Olympics protest parody of logo that depicts COVID-19
https://www.ksat.com/sports/2020/05/19/tokyo-olympics-protest-parody-of-logo-that-depicts-covid-19/
TOKYO (AP) — Tokyo Olympic officials are incensed that the games emblem has been used in the cover design of a local magazine that combines the logo with the coronavirus. Takaya did not answer a direct question if the organizing committee was planning a legal challenge. He said negotiations were going on “in a private manner" with the Tokyo foreign journalists' club.
“It is very disappointing to see the games emblem being distorted and associated with the novel coronavirus, which affects human life, people’s lives, the economy, and our society," Takaya said. "The design is clearly using the design of the Olympic emblem. We therefore consider it an infringement on our legally secured copyright to the Tokyo 2020 Olympic emblem.”
He said the organizing committee had not yet received a formal reply to its request.
The “look-alike” emblem, which had “COVID-19” written underneath, was published on the cover the the April issue of the club's magazine. It also appeared in an online edition.
The FCCJ did not respond immediately to a request for comment from The Associated Press.
In an article about the logo published several days ago by the Asahi Shimbun newspaper, it named the artist as Andrew Pothecary. It identified him as a British designer based in Japan who serves as the magazine's art director.
The artist said he viewed the design as a parody, though other designers interviewed by the newspaper suggest parody was difficult with a topic such as the virus and pandemic.
“It is insensitive to many people being affected,” Takaya said.
●2020.5.20デイリースポーツより/古市氏、五輪エンブレムと新型コロナ風刺画に「地味なパロディ」
社会学者の古市憲寿氏が20日、フジテレビ系「とくダネ!」で、日本外国特派員協会が会報に掲載した東京オリンピックエンブレムと新型コロナウイルスのイメージを掛け合わせたデザイン画について「風刺は一つの表現」とし、「無視すればこんなにニュースにならなかったと思う」との持論を語った。番組では、五輪エンブレムと新型コロナウイルスを掛け合わせたデザイン画について、東京五輪・パラリンピック組織委員会が日本外国特派員協会へ取り下げるよう要請しているとのニュースを取り上げた。これに感想を求められた古市氏は「地味なパロディだなとは思う」と冷ややかに語ると「風刺って表現の一つじゃないですか」ともコメント。「オリンピックも公式に批判してるみたいですけど、無視したらこんなにニュースにならなかったのかと思う」とも語った。 MCの小倉智昭は「日本人としては、東京オリンピックのエンブレムをこんな形で使われるのはあまりいい気持ちはしませんけどね」と言うと、古市氏も「嫌な気持ちの人も多いでしょうね」と理解を見せていた。
《おまけ》『素敵なmusic』カズンCousin
https://andrewpothecary.com/cousin.html
いとこ同士のポップスデュオ”カズン”がデビュー25周年を迎え素敵なNEWアルバムをリリース!タイトルは『素敵なmusic』!! 大好評のコンサートツアー「カズン~やっぱ生でSHOW!~冬は必ず春モニー♪」の人気曲を中心に収録。ハモネプ優勝の人気アカペラグループJARNZΩのリーダーC.Chanとのスペシャルセッション「素敵なmusic」。ハモネプ優勝の人気アカペラグループ JARNZΩのリーダーC.ChanΩとのスペシャルセッション「素敵なmusic」、13歳で亡くなった野球少年 小林昴くんのご両親との出会いから生まれた歌「プレイボール」、大変な中でこそ感じられる人のあたたかさを歌いあげる「小さい春みつけた」をはじめ、25周年を迎え益々研ぎ澄まされたふたりのハーモニーを堪能できる最新アルバム。合唱曲として歌いたいと全国から問い合わせの絶えない「僕が君から借りたもの~合唱Mix~」人気旅番組のテーマ曲「風の街~令和Mix~」含む全10曲入り‼
https://www.itsumo-music.jp/cousin25th/
■Original Album:素敵なmusic
01. 宇宙旅行のうた/作詞・作編曲:漆戸 啓
02. プレイボール/作詞・作編曲:漆戸 啓
03. 小さい春みつけた/作詞・作編曲:漆戸 啓
04. 素敵なmusic/作詞:小林和子/漆戸啓 作編曲:漆戸 啓
05. クローゼット/作詞:小林和子 作編曲:漆戸 啓
06. line/作詞・作編曲:漆戸 啓
07. ナイアガラワルツ/作詞★アンドリューポセケリ/漆戸啓 作編曲:漆戸 啓
08. 大切なこと/作詞:小林和子/漆戸 啓 作編曲:漆戸 啓
09. 僕が君から借りたもの 〜令和Mix〜/作詞作編曲:漆戸 啓
10. 風の街 〜令和Mix〜/作詞作編曲:漆戸 啓
・・・まあ、難しい問題はおいといて、素敵な音楽しとこか。とこか。